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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

今年で15年目。上智大学コミュニティカレッジの授業、今週からスタートしました♪

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上智大学のコミュニティカレッジ(一般的にはエクステンションカレッジとかエクステンションスクールと呼ばれる?)に今年もまた通っています。1999年から通い始めたので、15年目です。

ずーっと経済学部の小林順治教授に師事しており、今季も「ドラッカーに学ぶマネジメント」をとりました。火曜日です。

課題図書は『現代の経営(上)』。毎週1-3章くらいずつ読み解くということです。事前に読んできてね、それもただ読むのではなく、じっくりしっかり読んできてね、という宿題が出ています。

社会科学の基礎知識を持ちながらドラッカーを読むと、「ただの金言集じゃないからね」ということです。

ところで、いつもは3月中に登録しているのに、今回は、開講日当日に履修を決めました。午前中、教授にメールで「参加します」と連絡し、さらに昼過ぎに上智大学コミュニティカレッジの事務局にTELで登録申し込み・・・と思ったら、事務局の方がこうおっしゃいます。

「あれ? 田中淳子さん、ですよね。もう申し込み済みになっていますが・・・」
「ん?先生でしょうか?」
「小林教授経由でお話なさいました?」
「はい、一応、今季も受講します、というメールは」
「先生からこちらに連絡が入っているようですね」
「うわうわ、あわあわあわ・・」

こんなバタバタな中、会社(西新宿)を出て、新宿三丁目の紀伊國屋書店までダッシュし、課題図書(写真)を買い求め、丸の内線で四ツ谷へ。事務局で受講料支払い、受講証を受け取り、教室へ。

無事、開始10分前に席に着きました。

先生、

「田中さん、代わりに登録しておきましたから」

と開口一番おっしゃって、「いやあ、びっくりしました。ありがとうございました」とご挨拶。

15年目なので、勝手知ったるというか、なんというか。

それにしても、上智大学というのはこういう面白いところがありまして、思い起こせば学生時代(30年ほど前)、クラスメイトで授業を休みがちな人がいたんですが、その時、教授が「気になるから自宅に電話しておいた」なんておっしゃるのですよ。

大学生で、教授が学生の自宅に電話するなんて、上智くらいしかないんじゃないか、と当時思ったものです。

なんだかホンワカした学風の上智なのでした。

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