「もうちょっとダメになるまで保管しよう」の心理。
土曜日から10連休(遅ればせの夏休み)中の田中です。おはようございます。東京都は都民の日。秋だなぁ、と思っていたら、台風一家で猛暑です。(東京)
「いつかやろうと思っていてちーっともできていなかったこと」をこの10日間に片付けようと昨日から断捨離にいそしんでおります。昨日は、本110冊を段ボールに。洋服も3辺合計150㎝ほどの箱に詰め込んで、ああ、すっきり。(それぞれ行先があるので、廃棄はしませぬ)
そして、今朝は冷蔵庫。
古今東西、冷蔵庫というのは「魑魅魍魎」が住まうところであります。
「おや?この青白くケバケバし、ところどころ黄色く見えるのは何だ?」と近づくと、カビの生えた有機レモン、とか。
「かりんとうかしら?」と思えば、干からびた野菜だったり。
生ものだけではありません。瓶詰、瓶もの、チューブもの。
賞味期限をまずは見ますわね。
「なんと! 2010年4月3日!」 ・・・ 2年も経っている! ほんじゃ捨てよう。
「どれどれ? コレは? うぉっ! 2009年7月20日! 3年だ、スゴイ」・・・ 捨てよう。
と順調なんですが、
「ふむ。2012年5月25日・・・まだ4か月か・・・」
「ああ。2012年8月31日・・・1ヵ月前・・・」
このあたりがあやしい。賞味期限が過ぎているのに(しかも、日単位ではなく、月単位で)、なんとなく、「まだ最近物件」な気がして、ばさっと捨てられない。
すると、冷蔵庫に戻したくなるんですなぁ。しかし、それは、食べるためではなく、
「もうちょっとダメになるまでの保管」
なのです。
冷蔵庫って、「より悪くなるまで食品を保管するための家電」ではないはずなんですが、何でしょう? この「もうちょっとダメになるまで保管しよう」という心理。
賞味期限から何日経過すれば心置きなく捨てられるのか?
その境界線はどこにあるのか?
・・・先ほど、冷蔵庫を上の段からチェックしてましたら、あります、あります。
「2012年7月30日まで」「2012年9月10日まで」・・・。
「もうちょっとダメになるまで保管」・・という悪魔のささやきを、今日は心を鬼にして、廃棄しました。
悪魔に鬼が勝った瞬間です。
図式で表すと、
悪魔 < 鬼
ですね。(あれ?)
というわけで、家の中たちょっとずつキレイになりつつあります。例の「加圧トレーニング」のこの期間2回も行く予定ですから、身体の中からもデトックス。
先日、お正月だったのに、もう10月です。なんと! 命の洗濯をして、来週からまた頑張ろう。