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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

昭和の日。

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「昭和の日」ですね。昭和の日。

Gメン歩きも通じないけれど他に言いようもないし、時々、「TVのチャンネルを替える」といいつつ、手をぐるっと回すジェスチャーをしてしまうし、「電話をかける」といいつつ、やはりダイヤル回す手の動きをしてしまうし、全身全霊で昭和です。

懐かしい言葉を以下に列挙してみましょう。(一部は、親に教えてもらったものも含みます)

●衣紋掛け   → (        )
●チョッキ    → (        )
●火のし     → (        )
●擦る火     → (        )
●チャック    → (        )
●ナウなヤング → (        )
●ドロンする  → (         )
●半ドン    → (        )
●頭がピーマン → (        )
●頭がウニ   → (        )
●ボディコン   → (        )


あ、全然関係ないけど、中学生の頃、「マジソンスクエアガーデン」のバッグ、流行りませんでしたか?

私が住んでいた東京都町田市でも流行していたけれど、あまりに大勢が持っているので、色と形は同じだけれど、書いてある文字が異なるタイプのバッグを買って、中学校に持っていってました。

そういえば、小学生から高校生の間に色んなものが流行りましたねぇ。ぱっと思い出せるものだけ。

<小学校の頃(昭和44年~昭和50年)(1969年~1975年)>
●香りつき鉛筆(鉛筆は10円から15円くらいだった。香りがついて色とりどりのものだと15円)
●香りつき消しゴム
●ピットというスティック糊が登場。持っている子のことを「お金持ちだあ」と憧れの目で見ていたことを思い出します
●スパイ手帳。 小学校2年生くらいの時。 「消える紙」(水に溶ける)を試してみたくて、隣町まで自転車で買いに行きました。たしか200円(高い!)
●クーピーペンシル (← 今でも持っている)

<中学生の頃(昭和50年~53年)(1975年~1978年)>
●マジソンスクエアガーデンのバッグ
●たい焼き。 泳げたい焼き君大ヒットで、街にたい焼き屋さんがあふれていた
●ソックタッチ
●長いスカート、ぺっちゃんこの革鞄 (←堅気?の子どもでも案外そうしていた)

<高校生の頃(昭和53年~56年)(1978年~1981年)>
●なんといっても「口裂け女」。クラスメイトが本気で怖がっていた
●インベーダーゲーム。学校近くの喫茶店でクラスメイトが遊んでいた記憶がある

<大学生の頃(昭和57年~昭和61年)(1982年~1986年)>
●聖子ちゃんカット ←私もやってました!w (聖子ちゃん派VS明菜派、とか)
●アラレちゃんメガネ ←私もかけてました!w
●ハマトラ ←私もやってました!w ハイソックスにローファー
●たしか、このころ「モスバーガーってものがあって、これまでのハンバーガーとまったく味が違うんだよ」と評判に。憧れの的だった
●スキー。なんだかとても流行っていました
●バックパッカー旅行 ←私もやりましたっ! 大学3年生の夏休み。たしか42日間ヨーロッパ一周。若かったなぁ・・。
●大学が四ツ谷だったので、赤坂の「しろたえ」のケーキ ← 超憧れ!

もっとたくさんあるでしょう。皆さんの「昭和」は、何でしょうか?(笑


そういえば、まだまだ貧乏だったというか、右肩上がりの景気の時代。

子どもは欲しいものがたくさんあって、ピットという糊が変えるようになったのは、初めて見た小学生の頃よりうんと経ってからだったし、「しろたえ」に入るなんて、もう清水の舞台から飛び降りるほどの覚悟だったし、「欲しいモノ」「やってみたいコト」がたくさんあったような・・・。

だから、社会人になった時、「色んなことができる」「してもいいんだ」と思え、自分のお金で手に入れるという目標もあったけれど、今の子供たちは、そのあたりの願望を持ちにくいのかも知れませんね。

友人が自分の娘のことをこう言っていました。

「今の子どもはかわいそう。最初から一人部屋あるし、贅沢に育てているわけではないけれど、たいていのものは周囲に置いてあって、憧れるとか我慢するということもない。私たちは、”欲しいもの”がたくさんあったけれど、娘たちには、そういうものがたぶん気薄だと思う。だから、ある意味、かわいそうなんじゃないかと思うのよ」

・・・なるほど。

もう平成24年。
小渕さんが「新しい元号は”平成”です」と言ったことを今年の新入社員は知らない。 そうかあ、思えば遠くに来たもんだ。


間もなく、昭和の後に「時代」がつくのでしょうか。

明治時代。大正時代。そして、昭和時代。

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