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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

昭和シリーズ♪:「傘がおちょこになる」は死語らしい(涙

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周囲から(特に、オルタナティブブログのブロガーの皆様から)、あまりにも「昭和!昭和!」と褒められるものですから、そんなにみなさん、「昭和」が好きなら、「昭和シリーズ♪」というシリーズを作ってみるか、というわけで第一弾。

昨日は、房総半島の突端のほうでお仕事でしたが、朝は横殴りの大雨で傘をさすのも難儀なほどでした。

仕事先の方と「すごい雨でしたねー」「そうですよ、傘がおちょこになっちゃって」・・という会話を交わしていると、そばにいらした30代の方が、

「むむ? なんですか? それは。何、おちょこ、って・・・」
「え? 傘がおちょこになる、といえば、おちょこでしょう。ほら、こういう風になることだよ(とジェスチャー付きで解説)」
「うわ、初めて聞いた」

えっ!? そうなんですか? マジですか? 傘のおちょこ、って通じないのですか?

・・と調査してみたら、ほぼ30代以下は「知らない」という反応でした。

うむぅぅぅぅ。 いつの間にやら、「傘がおちょこ」は死語の世界に追いやられておりました。

で、考えてみたんですが、以下の可能性はないだろうか?

●「傘の品質が著しく向上し、その結果、ちょっとやそっとでは傘が裏返しになるようなことはなくなった」

だから、それを表現するための言い回し「傘がおちょこ」も徐々に聞かれなくなり、若い世代には伝承されていない。

きっとそうです、たぶんそう。

「でも、大嵐の日に、やはり、今でも傘がおちょこになること、ありますよね。そんな時はどう表現するのですか?」と尋ねてみると、「うーん、壊れた、かな。」などと言うお答え。

おちょこは、必ずしも「壊れた」わけではないので、ちょっと違うのかも。

そういえば、「とっくりのセーター」というのは、とっくに死語の世界に行っていると思いますが、「傘がおちょこ」も同じように死語なのですね。

「とっくり」と「おちょこ」・・・。

さみしい・・・・。

ところで、「子供のころ、傘をこうやってばさーっと(勢いつけて空気抵抗を受けるように振り)、わざとおちょこにするという遊びしませんでした?」と質問され、「ああ、あった、あった、やった、やった!」ととても懐かしい思いがいたしました。

やったことある人、たくさんいると思うなあ。

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