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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

せっかく働くのなら、「楽しくハッピー」、そして、「刺激的に」

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お客様とあることでメールのやり取りをしている中で、私が「せっかく働くのであれば、”楽しくハッピー”に仕事することができるように、といつも思っている」というようなことを書きました。

先方からのお返事には、「それに加えて、僕は、”刺激的に”とも思っています」と。

ああ、なるほど、そうですねぇ。

2月中旬。 あと1.5か月で、平成24年度(2012年度)の新卒新入社員がやってきます。私たち、人材育成に従事する者は、4月2日くらいからスタートする各社の新入社員研修の準備をしている最中です。

一方、入社を控えている学生さんたちは、今、卒業研究やら論文やら試験やら、はたまた、卒業旅行やらいろいろなことに忙しくしている時期ではないでしょうか。

内心、「会社ってどんなところだろう?」「上司ってどういう存在だろう?」「研修があるらしいけど、ついていかれるのかな?」などなど、不安・期待・わくわく・ドキドキが入り混じった状態で日々を過ごしていることと思います。

そんな彼らに私たちが出会うのは、早くて4/2。今年はカレンダーの関係で、入社式が4/2になる企業が多いと思うので、そうなると、4/3が初対面(研修初日)ということになりますね。

新入社員研修は、ビジネスマナーだとかプレゼンテーションスキルだとか文章の書き方だとか、あるいは、「会社というのはね、仕事をするということはね」的ビジネスパーソンの心構えのようなプログラムも盛りだくさんです。が、そういったプログラムを通じて、私が根底に置いているのは、「せっかく働くのであれば、”楽しくハッピー”に」なのです。

ビジネスマナーを覚え、実践するのも、楽しくハッピーに仕事をするためだし、ビジネス文書を上手に書けるようになるのも、楽しくハッピーに仕事をするため。

40年も働くのです(いや、もっとかもしれません)。であれば、「楽しいほうがいい」し「ハッピーな気分でいられる時間が長いほうがいい」と思うから。

これに、冒頭の方のように、「刺激的に」というのが加わったら、もっとわくわくします。
(日々、つらいことも嫌なことも、ちくしょーな出来事も信じられない嘆かわしいことも大量に発生するものですが、それをどう考えるか、とらえるか、そこから何を学ぶか、どう立ち上がるか、というのは、自分で選べることですし。)

・・・・・

あ、そういえば、私、新卒で入社した会社は、今はなきDEC(Digital Equipment Corporation)という米国企業でしたが、コンピュータメーカーで技術者集団でもあったためか、本当に妙な人が多くてびっくりしました。

配属された先(顧客向けにビジネスとして人材教育を行う部門です)に、多くの風変りな先輩がいらして、「ああ、会社って、面白いところだなあ」「こんなに変な(妙な)人に同時に大量に会えるなんて、学生時代には体験できなかったことだったなあ」としみじみ思いました。

そして、「会社に入ってよかった・・」と深く感じ入ったものです。こういう人々との出会いもまた「刺激的」要素の一つですね。

楽しくハッピー、そして、刺激的に。 ・・・ うん、いい言葉だ。

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