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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

「新入社員」と接する効果

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毎年4月から6月の間は、時々、新入社員研修を担当し、新入社員に出会います。今年も複数社で多くの新入社員と会い、いろいろな交流がありました。

彼ら・彼女らと接していると思い出すことは、自分の新人時代です。

「ああ、初々しいなあ。こんな時代が自分にもあったなあ。」「自分が新人の頃はこんなことすらできなかったかも。」などとしみじみしてしまいます。

IT業界は他業界と比べて、一般的に新入社員研修が長いので、そろそろ配属の声が聞こえてくる時期です。今度は、現場の先輩方がOJT担当者として新入社員を受け入れ、半年、長くて2年、3年と指導にあたることになります。

そういうOJT担当者もまた、新入社員と接するうちに自らの新人時代を思い出すようです。

あるOJT担当者は、「新入社員のOJTを1年間担当して、”自分の初心”を思い出した」と言いました。ほかの方は、「新入社員を見ているうちに、自分のモチベーションが再燃した」とも。

新入社員は、育てる対象でもあるけれど、先輩たちが忘れていた何かを思い出させてくれる存在でもありますね。

ところで。

今年2011年4月、ストレートで4大卒という方にとうとう「平成生まれ」が登場しました。「平成!!!」。

小渕さんの「新しい元号は平成です」という記者会見を見たのは、社会人3年目の時だった私にしてみれば、「隔世の感」あり、といったところです。

来年は、フル「平成生まれ」ですよぉ~。びっくり。

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