地域で複業できる人って、どんな特徴があるだろう?
こんにちは、竹内義晴です。
SNSをなんとなく眺めていたら、ある方の「友人の中で、最近、地域で複業する人が増えた」という投稿が目に留まりました。
一言で「地域で複業している人」といっても、いろんなタイプがあると思うんですよね。「業務の一環」という人もいるし、「本業のほかに、個人的な関わりで」という人もいるし。
ボクは、「業務の一環」というよりは、「本業のほかに、仕事を通じた地域との関わり」ができる人が増えるといいなぁ、そういう仕組みを創りたいなぁと思っているのですが、そういう働き方ができる人って、どんな特徴があるのだろう?
ボクはいま、しごとのみらいという本業の傍ら、サイボウズや、地域の一般社団法人で仕事をしていますが、サイボウズで仕事をするようになったときのことを振り返ると、「スキルマッチング」だったんじゃないかと思うんですよね。
ちなみに、サイボウズは「チームワークあふれる社会を創る」が理念の会社で、その理念に共感していることが、チームとして仕事をする上でとても大切なんです。だから、スキルマッチング「だけ」ではもちろんありません。でも、どんなに理念に共感していても、「〇〇ができる」というスキルの有無は、大前提としてあると思うんですよね。
一方、サイボウズ以外で、地域に関わる仕事のご縁があったり、声を掛けられたりしたときは、「面接・面談した」という経験はなくて、「話しているうちに声を掛けられた」ということが多いなぁと。
そういう意味では、スキルも大切だけど、「〇〇さんと仕事をすると、なんかよさそうだな」とか、「〇〇さんと仕事をすると、なんか楽しそうだな」といった、「なんかよさそう」っていう感覚値のほうが多いのかもしれないなぁと、思ったんですよね。そういう状態になるときって、あまり、細かなスキルはさほど気にならないというか。
もちろん、基本的なスキルセットは必要なんでしょうけど、少なくとも、「〇〇の資格がある」とかじゃないよな、と。
じゃあ、「なんかよさそう」と思える人って、どんな人なんだろう? と考えたとき、「こういう人かも」ということを、少し上げてみたくなりました。
- 基本的なスキルセットはある(って、最初に出てくるってことは、これはやっぱり必要なのかw)
- 損得勘定があまりないというか、ペイフォワードというか(「結果はあとから」的な)
- すぐに結果がどうのこうのというよりは、長期的な視点
- 年齢や立場に関係なくフラットな関係性
- 「言われたらやる」というよりも、「こういうのが必要なのでは?」という自発性
- フットワークが軽いというか、現場に行く感じ
みたいな感じ?
あと、自発的になれるということは、その関わりに何らかの興味・関心があってこそだと思うので、そういう意味では「ザ・業務」じゃないほうがいいんだろうなぁ。そうか、だから「スキルマッチング」というよりも、「出かけて行って」「いろいろ話して」「おたがいに"なんかよさそう"って思えて」「つながる」みたいな、そんな感じが大切なんだろうな。
というわけで、今後はこういった形を仕組み化して、地域と都市部の関わりを創れたらいいなぁと思っています。