「やらなければいけない」から少し離れて、肩の力を抜いてみよう
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
何か「コト」を動かさなければいけない時に、「やらなければいけない」と思うことって、あると思うんですよね。
たとえば、仕事で与えられたことをやらなければならない。こなさなければいけない......みたいな。多くのビジネスパーソンは、会社の中で何か、役割を与えられています。そういうときって、必ずしもやりたいことばかりをできるわけではないので、少なからず、「やらなければならない」ことに縛られることがあると思うんです。
というより、そういう状況の中にいることのほうが多いかもしれません。
適度なプレッシャーやストレスによって、人は成長することもあるから、たまには、そういう時期もあっていいとは思っています。
一方で、毎日が「やらなければいけない」の状況だと、ちょっとつらいな、と。
ボクはここしばらく「やらなければいけない」に縛られていたような気がします。いや、それは必ずしも悪いことではありませんでした。いままでの仕事が評価されて、そして、やるべき仕事を与えられて、それに対して一生懸命取り組む。そういう状況にありました。それはとてもありがたいことで、とてもうれしいことであることは間違いありません。
でも、ややもすると、まわりからの「やらなければならない」で、自分自身が縛られてしまい、本当に持つ力を、うまく発揮できていなかったときもあるような気がしています。
実はいま、ボクは心の状態が少し軽くなっています。それは、そういった縛りがなくなってきた......ということもありますけれども、心が軽くなったおかげで、もっと自然に取り組めるような気がしています。
この、「もっと自然に取り込めるような気がする」というのは、何か、「自分のやりたい方向に向かっていられる」ということもあるかもしれません。あるいは、「力まないでできる」ということもあるかもしれません。
こういう言い方をすると語弊があるかもしれませんが、自分の、魂の叫ぶ方に身を任せてみる、というか。そういうような感覚が、知らず知らずのうちに訪れていて、いまは何となくやる気に満ち溢れている......というよりは、ちょっとリラックスしています。
そして、なにか「このままで行けばいい方向に行けるんじゃないか」――そんな感覚みたいなものがボクの中にはあるので、いまは、その感覚に従ってみようかな? なんて、思っています。
心の中で、何かが叫ぼうとするとき。それは必ずしも、うまくいくことばかりではないかもしれません。
それでも、あなたがもし、何かを目指し、そして、これから新しいことをやり遂げようとするときに、もう少し肩の力を抜いて、「〇〇をやらなければならない」という、誰かや何かから縛られている状況の中から、少しずつあなたを取っ払って、少し身軽になれたとき、新しい何かが流れ込んでくる。
そして、そこから力が湧いてきて、なにか、新しいやるべきことが見えてくる......そんな気がします。
それはまるで、スポーツ選手が、「よし、行くぞ!」というときに、力むのではなく、むしろ体をリラックスさせる......そんな感覚に近いかもしれません。
もし、あなたが、なにか「やらなければならない」と焦っているならば、焦ることを少しやめて、そして「これから、本当にやりたいことは何か?」「もし、何の制約もなかったら、いったい何をしたいか?」を改めて考え、そして、次のステージへと駆け上がっていくこと。そうすることのほうが重要なような気がします。
もし、あなたが、本当に何かやりたいことがなければ、それはそれでいいのではないでしょうか。目の前のやるべきことをやる。それでいいような気がします。
わたしたちが何かを手に入れようとするとき、必ず大きな役割が、あなたを応援してくれます。何も心配せずに行動を起こしていくこと。そうすることが、いまは重要なのではないかなと感じます。
そうすれば、毎日をもう少し安心した気持ちで過ごせるのではないでしょうか。なにかに縛られて、がんじがらめの中で力んでなにかをするよりも、体をリラックスさせて、そして、いま、やるべきことをやること。
そうすることで、あなたに与えられた役割を、果たせるような気がします。