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「しごと」をもっと楽しくしたい!

「もっと『楽しく!』しごとをしよう。」が受け入れられてきたみたい

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こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。

先日、ある会議に参加したときの、知人とのやりとりです。

知人:「竹内さん、最近どうです?」

竹内:「そうですね、いろんなものが、やっと形になりはじめたって感じですかね」

知人:「やっと時代が、竹内さんについてきた感じですね」

時代がボクについてきた......なんて、おこがましいことを言うつもりは全くありませんが、でも、一つ感じていることがあるとしたら、「楽しくはたらく」という言葉が、以前よりも違和感なく受け入れられるようになってきたし、以前よりも見聞きするようになってきたなーとは、思っています。

しごとのみらいを立ち上げたのは2010年。当初掲げたテーマは、「もっとしごとを『楽しく!』しよう。」でした。このテーマに賛同してくれる人もたくさんいましたが、一方で、「仕事なんて楽しいわけがないじゃん」と言われたり、講演スライドから、「この『楽しい』って言葉、削除してもらっていいですか?」と言われたりもしました。

なぜ、そのように言われたのか......それは、先の言葉にあるように「仕事なんて楽しいわけがないじゃん」という解釈のほうが、多かったからなのかもしれません。楽しくない仕事を我慢してやる。自分の時間を切り売りする。だからこそ、その対価としてお金がもらえるのだと。

もっとも、「楽しく」には「楽」という漢字が入っているので、「そんなに甘いもんじゃないぞ、仕事は」なんて、思いたくなるのもわかります。

でも、ボクは一貫して、「楽しくはたらきたい」「楽しく仕事がしたい」と思ってきました。

なぜなら、エンジニア時代にストレスやプレッシャーで動かすマネジメントを受けて、「今まで楽しいと感じてきたエンジニアの仕事が、仕事内容は全く変わらないのに、働く環境によって楽しくなくなる」という経験をしたからです。

「仕事が楽しいほうがやる気になる」「楽しいと感じられたほうが自発的になれる」「気分よく仕事をしたほうが効率的」「楽しいほうが頭が柔軟になって、アイデアが浮かぶ」......こっちのほうが断然いいはずだし、すごく当たり前のことだと思うのに、なんで世の中はそうじゃないんだろう?

そんな疑問を抱きながら、しごとのみらいでは一貫して、「楽しくはたらく」ということをテーマにしてきました。

実は、しごとのみらいのテーマは、一度変えています。以前は、前出のように「もっとしごとを『楽しく!』しよう。」だったのですが、今は、「もっと『楽しく!』しごとをしよう。」です。

こう変えたのは、「しごと」を楽しくするよりも、自分の意思で「楽しく」しごとをしたい、と願ったから。どんなしごとであれ、どんな環境であれ、まず、気持ちだけでも「楽しく」はたらくことを選んでほしいと思ったから。

また、「楽しく」だけだと、「楽」みたいなイメージがどうしても付きまとうから、話をする際には、「仕事は大変なこともあるけれど、楽しいほうが断然いいと思う」「"楽しい"""は違う」「"壁を乗り越える""できなかったことができるようになる""成果が出る""成長を感じる"......そういったことも、楽しさの一つだ」と、伝え続けてきました。

その後、働き方改革やら、何やらで、「仕事の環境を整えよう」という機運は、だいぶたかまってきたのかなーと、個人的には思っています。まぁ、今のところの働き方改革は、まだ「残業時間を減らそう」とか、そのような、時間や効率面が取り上げられることのほうが多いですが。

本来、時間や効率って、充実した気持ちで楽しく働くうえでは、あまり関係がないんですよね。熱心に取り組んでいるときは、時間で制約されるよりも、むしろ、「今の集中は切らしたくない」「もっと仕事がしたい」と思うこともあるし、クリエイティブのような仕事は、残業時間を減らしたからって、アイデアが効率的に出てくるわけでもないし。

それでも、「やっぱり、楽しくはたらいたほうがいいよね」という機運は、大事にしたいなーと思うのです。

冒頭の話に戻りますが、最近、いろんなご縁が急につながりだしたり、過去に取り組んだ仕事が、今になって形になりだしたりしています。こういったものは、ある種の水物でもあるので、過度な期待は禁物だなと思っているのですが、それでも、形になりはじめたことを実感しています。

もっとも、それには責任も伴うので、あまり楽観的でもいられないし、不安もたくさんあるのですが、それでも、この流れにうまくのりながら、「楽しくはたらく」を選ぶ人が増えたらいいなーと思っています。

@IT自分戦略研究所で連載している、仕事が「つまんない」ままでいいの?に、新しい記事原因追求型のフィードバックをされると、気がめいるが掲載されました。フィードバックも伝え方ひとつで、仕事の楽しさって、結構変わりますよね。

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