複業や起業をする人たちに「仕事とつながるために、まずは情報発信」と言えないわたし
昨日、上越TechMeetup 「多様化するIT業界の働きかた 〜複業xリモートワークxフリーランス〜」 というイベントに参加してきました。機会をいただいた五十川(@Yuhiisk)さん、ありがとうございますmm。
イベントの内容を一言で言えば、複業やリモートワーク、フリーランスといった働き方について、トークするという内容でした。詳しくは、#上越TechMeetupのタグをご覧いただくと、その雰囲気がお感じいただけるのではないかなーと思います。
この記事では、複業やテレワーク、フリーランスの直接的なテーマとは少し離れるのですが、話題の一つにあった「仕事と営業」について、ちょっと書いてみたくなりました。
個人で複業や起業などをする人に向けたよくあるアドバイスのひとつに、「仕事とつながるためには、情報発信が大切」があります。特にSNS時代の今は、「個人がメディアになれる時代だ」と。
ボク自身、起業してから今まで、情報発信をすることで仕事を作ってきたタイプなので「情報発信が大切」には100%同意です。一方で、「だけど、情報発信で仕事とつながるのは大変でもあるんだよなー」と思っている、もう一人の自分もいます。
たとえばボクの場合、2007年に起業して以来、情報発信を続けてきました。その中から、仕事につながった機会はたしかにありました。というより、現在、仕事の主な入口の一つがホームページです。
でも、ここまで来るまでには決して楽な作業ではありませんでした。発信したからといって、必ずしも結果につながるわけではなかったし、手間もかかったし、やり続けるのも大変だったし。
もちろん、検索してもらうようなテクニックや、文章の書き方、あるいは、想いが伝わるようなノウハウもないわけではないのですが、だからといって、そういうものだけではないような気もして。
というか、ブログやSNSをやっている人はたくさんいると思うんです。でも、実際、情報発信でうまくいっている人はどれだけいるのかな?とも思っていて。
それだけに、今から個人で複業や起業を始めるみなさんに対して、「まずは、情報発信だよ」とは、軽々しく言えない自分がいるんです。だからといって、「結構大変だよ」のように、ハードルを上げて、やる気を削いでしまうのも違う気がするし。
少なからず「そのときどきで必要なことを考えて、続ける」......ということだけは、間違いなさそうだけれど。でも、こういう言い方もやさしくないですよね。最初のステップって、何なのだろう?
もっと分かりやすい「最初の一歩」はないかなぁ。人に会う? やりたいことを言いふらす? いや、やはり情報発信......なのかなぁ。もっと分かりやすい「何か」を提示できればいいな。
なんだか、禅問答のような話になってしまいました。すみません。