新入社員のみなさん、今の「イヤだな―」を乗り越えて「仕事の楽しさ」にたどり着いてほしい
こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
@IT自分戦略研究所で連載している『仕事が「つまんないまま」でいいの?』の、新しい記事が公開になりました!新入社員のみなさんがいろんな課題を乗り越えて、楽しく働いてほしいなーと思って書きました。
【連載:仕事が「つまんない」ままでいいの?】そのうち「離婚代行サービス」「賃貸契約解約代行サービス」も出るんだろうなー(編)~新入社員が退職代行サービスを使うと失うものhttps://t.co/0hWNYDOzPE
-- @IT自分戦略研究所 (@atmkit_jibun) 2019年5月22日
最近、退職代行サービスが流行っているみたいですね。特に、新入社員の利用が増えているのだとか。
今は、仕事にもやっと慣れ始めたころで、たいへんなことも多いと思います。仕事そのものもあるでしょうけど、環境変化による疲れや不安、「想像していたのと違った」みたいな理由で、「こんなはずじゃないかった」「イヤだな―」「辞めたいなぁ」と思うのも、分かる気がします。
でも、入ったばかりの会社の上司に「辞める」と伝えるのは、言いづらいですしね。
で、退職代行サービスを......となると思うんですけど、でも、会社を辞めた後のことも、今一度考えてほしいなと思っています。
就活のときのことを思い出してみると、就活はたいへんだったと思うんですよね。なかなか条件に合う会社がないし、そもそも、何がやりたいのかもよく分からないし。それでも、右往左往しながらも、めでたく就職先が見つかって、今の会社に入ったと思うんです。
退職代行サービスを使うと、確かにサクッとやめられるとは思うんです。でも、会社を辞めたあと、次の会社を探すことになります。そのとき、転職先の会社の面接で「なんで辞めたの?」「何がイヤだったの?」「どうやって辞めたの?」と聞かれたとき、どう答えます?困りますよね?
もちろん、辞めるのは自由ですから、別に辞めたっていいんですけど、先のことをね、少し考えてみてほしいな―と思います。
ボクは、新入社員のみなさんには、とにかく、楽しく働いてほしいなぁと思っています。「世の中、そんなに甘いもんじゃない」という大人もたくさんいるとは思いますけど、仕事は、毎日の営みで、人生そのものと言っても過言ではありません。だから、楽しく働いた方が断然いい。
今はまだ、仕事の楽しさを感じられないかもしれないけれども、仕事の楽しさというのは、「イヤだな―」を乗り越えた先にあることも多いんですよ。自分がやったことで、お客さんから「ありがとう」と言われたりとか、ある程度経験を積んで、仕事を任されたときとか、自分がやりたいことが見えてきたりとか。
今は、「イヤだな―」と思うこともあるかもしれないけれども、その先にある「仕事の楽しさ」に、ぜひ、たどり着いてほしいなー思います。
というわけで、新入社員のみなさん、ガンバレー!
ちなみに、この連載の担当編集者から聞いたんだけど、
・退職代行と同じことは自分でもできる
・退職届を内容証明で会社に送ればいいだけ
なんだって。知らなかったなー。