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「負のスパイラル」から脱出する

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こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。

お金がない
時間がない
資格がない
よいパートナーがいない
有名じゃない

仕事をしていると、こんな不満を抱くことがあります。

なかなか思う通りにならない。

思い通りにならないことにばかりに目を向けてばかりいると
なぜか、ますます思う通りにいかないことに目が向きます。

そうすると、さらに

望むようにならない現実に落ち込んだり
イライラを募らせたり
上手くできない自分を憂いたり

ドツボにはまっていきます。
まさに、「負のスパイラル」。

 

しかし

「善」を知るためには「悪」が必要で
「表」を知るためには「裏」が必要で
「光」を知るためには「影」が必要で
「うれしい」を知るためには「悲しい」が必要であるように

私たちには
「その反対のものがあるからこそ、ものごとを理解できる」
という特徴があります。

言い方を変えれば
いろんな不満を抱くからこそ
「私は本当は何を望んでいるのか」を知ることができるのです。

 

もし、不満を抱いたら
「本当は何を望んでいるのか?」に目を向けてみましょう。

お金がほしい
時間がほしい
資格がほしい
よいパートナーがほしい
有名になりたい。

でも、こう考えるだけでは
やっぱり「ない現実」に引き戻されてしまうかもしれません。

 

そうしたら、

「それが手に入ったら、どうなるのか」を考えてみましょう。

「お金が手に入ったら?」
「時間が手に入ったら?」
「資格が手に入ったら?」
「パートナーに巡り合えたら?」
「有名になれたら?」

それでも腑に落ちなければ
「それが手に入ったら、どうなれる?」

を考えてみましょう。

 

そうやって、ほしいものを深堀りしていくと

本当にほしいものが
お金や、時間や、資格や、パートナーや、知名度ではないことに気づくかもしれません。

「安全」「尊敬されること」「人から認められること」「成功」など
外面的なものを欲していることに気づくかもしれません。

さらに問い続けると、「ただ、在ること」「安らぎ」「あるがままで大丈夫」「一体感」というような
内面的なものであることに気づくかもしれません。

「ほしいと思っていたけれど、別になくてもいいかも」ということが分かるかもしれません。

 

spiral

お金や、時間や、資格や、パートナーや、知名度は
ほしいものの「単なる象徴(シンボル)」でしかありません。
本当 に望んでいるものは、別にあります。

そこに気が付くと、負のスパイラルから脱出できます。

 

月曜日ですね。今日も仕事を楽しんでいきましょう!

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