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「ゆとり世代」と「おじさん世代」

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こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。

昨日、車を運転していたら、ゆとり世代についての話題がラジオから流れてきました。

話されていたのはゆとり世代の側の方で、このように言っていました。

「ゆとり世代をバカにするおじさんたちがいるけれど全然意味がわかんない。年齢が上の人の意見を聞くことは大事だと思うけれど、『お前たちは○○すべきだ』とお説教される筋合いはないし、今の時代を最も敏感に感じているのは私たちのほうだ」と。

ボクはどちらかというと――というか、ど真ん中の――おじさん世代ですが、ラジオから流れていた声がとてもよく分かります。時代の流れや特徴を知るツールとして世代を使うのはいいと思うけど、世代をひとくくりにして「○○はこうすべきだ」と決めつけるのはあまり好きではないです。

ボク達おじさん世代からすると、若いときと比べてギャップを感じることってあると思うんです(時代が違いますからね)。一言言いたくなることもあるでしょう。けれども、ボクらだって20代のころ、上から目線でガミガミ「最近の若いヤツは」って言われて、悔しい思いをしてきたじゃないですか。私たちが失敗しながら学習してきて今があるように、若い世代も細かいことを批判しなくてもそのうち気づきますよ。きっと。

若い世代のみなさんはやんや言われて、おじさん世代を「敵」だと思いたくなることもあるでしょう。そこで、軽く受け流してみるのはどうでしょう?

ボクは思うのです。

ボクら男性が自分のことを「男性」と認識できるのは、女性の存在があるからです(全員が男だったら、そもそも自分は男だと分からないでしょう?)。自分との比較対象がなければ、自分の存在を知ることができません。そう、私たちは切っても切れない関係なのですよ。一体です。相手の存在があるからこそ、自分たちの価値が分かるというか……。

だからといって、「お互いを尊重しましょう」なんて、道徳の時間のようなことを言うつもりはもちろんありませんよ。「なるほど、そういう考え方もあるな」「自分たちとは違う世代がいるから、自分たちの特徴が分かるのだな」ぐらいに思っておくのが幸せなのではないかな~。お互いに。

それじゃあ、またね!

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