ツライ体験ほどネタになる
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こんにちは、しごとのみらいの竹内義晴です。
先日、ある打ち合わせで、「コミュニケーションの講演家なら他にもたくさんいらっしゃるのに、なぜ、私にお声掛けいただいたんですか?」と尋ねた。
「エンジニア出身で、苦しい時期も経験されていて、開発現場の生の話や、私たちが共感できる実践内容の話を聞けそうな人が他にいなかった」と、うれしいお言葉をいただいた。
あ~、確かにあまりいないかもしれない。
あの時は確かに苦しかったけど、今となってみればツライ体験ほどネタになっている。感謝しているぐらいだ。
どんな人でも、苦しい時期というのがあると思う。プレッシャーをかけられたみたいな外的な要因もあるだろうし、自分の中に作った壁が大きくて、モンモンとしていたような内的な要因もあるだろう。
それを体験しているときはツライけど、苦しい時期を乗り越えた体験ほど、後から振り返ると実はとても貴重な体験で、ターニングポイントになっていることが多い。周りにもそういう人がたくさんいる。
そしてなにより、自分に賢さと力をくれる。そういうものだと思う。
キツイ体験ほど逃げたいと思うし「あ~、やってらんね~」って思う。「その体験が将来役に立つよ」なんて言われても、「うっせ~!そんなきれいごと言ってる暇があるならオレを助けてくれよ」って思う。
それでも、あえて言おう。その体験は貴重だ。将来ネタになる。それがきっかけで本を書くことになるかもしれないし、講演家になっているかもしれない。他にも、いろんな可能性がある。キツイと思うけど何とか乗り越えろ。神様は乗り越えられない壁を作らない。きっと乗り越えられるはずだ。
それでもダメ時は相談してください。話すことで頭が整理できるかもしれません。
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