「ゆるポジ」のススメ
こんにちは、竹内義晴です。
昨日、ブログの記事を書いていたら、突然PCがリブートしました(原因不明)。
昨日の原稿が、全部パ~になりました(泣)。
「あ!」
と声にならない声を出したら、周りにいたみなさんが慰めてくれました。
(↑やさしい)
ボクはそれに釣られて
「文章は、一度捨てたほうがいい文章になりますからね~」
って言ったら、
「あ~、無理にいいほうに捕らえようとしている!」
って笑わました。
別に、「無理にいいほうに捕らえよう」とは、していないんですけどね(笑)。
巷では、「プラス思考」とか「ポジティブシンキング」という言葉がありますね。
個人的には、「ポジティブに考えなきゃ」という流れは、あまり好きではありません。
(↑あくまでも、個人的にです。念のため)
ポジティブシンキング、すごく大切なことだと思うんですよ。
けれども、「ポジティブに考えなきゃ」って思ってもなかなかできない……
という経験、ないでしょうか。
(↑むしろ、ネガティブな出来事に意識が向きますよね)
実は、ポジティブな人ほど、ポジティブシンキングはしていません。
「あえて」ポジティブに考えなくても、自然にポジティブに考えているんだと思います。
もちろん、「ポジティブな意味」を考えることはあっても、「無理に」ポジティブには考えていないんです。
そういえば、先日、Twitterで
「竹内さんの文章は、ゆるいポジティブ感が好きです」
というお褒めの言葉をいただきました。
(↑ありがとうございます~)
そうそう。
「ポジティブに考えなければならない」
という「無理なポジティブ」は、かえって疲れてしまうし
無理をしている時点で、かなりネガティブな印象があります。
そういう意味では、コメントをいただいたような
「ゆるいポジティブ感(略して、ゆるポジ)」の感覚は
以外と大切なのかもしれません。
たとえば……
先日、高速バスに乗っていました。
次のバス停で降りようと準備をしていたのですが
ふと気づいたら、バス停を通り過ぎていました><。
バカです。相当バカです。
このようなときは、やっぱり自分のバカさ加減を責めてしまいます。
こんなとき、無理に「ポジティブに考えよう」と思っても、なかなか考えられません。
そこで、失敗の中にも、何か「価値」を見出せないかを考えました。
幸い、終点に近かったのでバス停の間隔は短く
(金額的に)タクシーで移動できる距離でした。
そう思ったら、失敗は失敗だけど、なんだか、ラッキーに思えました。
(高速道路上のバス停なら、大変なことになっていたはず)
他に、失敗の中にも、何か価値を見出せないかを考えました。
「ひょっとしたら、ボクが乗り過ごしたおかげで
タクシーの運転手さんは利益があがって喜んでいるんじゃないか」
そう思ったら、乳飲み子を抱えた奥さんのイメージが浮かんできて(妄想です)
何か、すごくいいことをしたように思えてきました。
そしたら、正確に言えば、悔しさはどこかしらにあるのですが
「まぁ、いいか」と思えました。
ゆるポジとは、まぁ、こんな感じです。
(↑言葉だけで説明するのは、難しいな~)
失敗した自分を責めることもできるし、無理に、ポジティブに考えることもできますが
失敗から目をそらすのではなく、みつめる。
失敗の中にある「価値」を探す。
そして、「まぁ、いいか」と許す。
この感覚が、「ゆるポジ」です。
この繰り返しで、無理にポジティブシンキングしなくても、
ボクは比較的、ポジティブに考える思考習慣がつきました。
あっ、ゆるポジになる方法に、もう1つ大切なポイントがあるのですが
(↑ボクはこの方法を「お風呂理論」とよんでいます)
長くなってしまうので、それはまた、次の機会に。