Skypeの障害に思う、オンライン会議のリスク管理と回避策
こんにちは、竹内義晴です。
ボクは、Skypeをコーチングやオンライン会議でよく使います。
昨日からSkypeに障害が起きているようですね。
昨日は2つのオンライン会議があり、Skypeが使えなくて困りました。
けれども、2つの会議とも、結果的には問題なく参加することができました。
なぜ、Skypeが使えなくても会議に参加できたのか……
それは、「他の手段も併用していた」「瞬時に他の手段に切り替えた」からでした。
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■事例1:他の手段も併用していた
1つは、LINCs(Lifework Incbation Centers)の定例ミーティング。
(LINCsについての詳しくは、リンク先のホームページをご覧ください)
ミーティングは、東京の会議室で行われています。
私のように、新潟にいても気軽に会議に参加できるように
毎回、SkypeとUSTREAMで動画配信、チャット、音声を使ってコミュニケーションしています。
昨日はSkypeが落ちても、動画と音声は届いていたので
情報を受けることはできました。
後はFacebookのグループの中でコメントをやり取りしたり
どうしても話したいときは個別のメンバーに電話したりすることで会議に参加しました。
■事例2:瞬時に他の手段に切り替えた
LINCsの定例ミーティングの後は、しごとのみらいのオンラインミーティングでした。
しごとのみらいの会員も全国に散らばっているので
時に会ったり、時にオンラインでミーティングしています。
こちらは、Skypeのみしか考えていなかったので、やり取りができず困りました。
Twitterを使って連絡を取ったら
Skypeへの接続をおのおのの人が試みていることは分かりました。
仕方がないので、Twitterのチャットで進めるか……
会議を中止するか……
諦めかけていたそのとき、一人の方が教えてくれたのが
ブラステルという無料で使える電話会議サービスでした(通話料は各自負担)。
このサービスは、オペレーターを通さずに複数人で電話会議ができるというサービスです。
東京・大阪・名古屋にあるアクセスポイントに電話するので通話料はかかりますが
電話番号の後にパスワードを入れるだけ。「こんな簡単に電話会議ができてしまうの?」という感じ。
昨日はブラステルを使って会議を行いました。
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今回はSkypeが使えなくて困りました。
それでも、会議に参加する/開くことはできました。
これと同時に、オンライン会議のリスク管理の重要性を感じました。
オンライン会議をするなら、別の手段も考えておく必要がありそうです。
リアルな会議を、一方通行で他の方にも聞いてもらうタイプなら、USTREAMは使えますね。
複数人が双方向で話し合うタイプなら、今回使ったブラステルもいいですし
「やっぱり無料で……」というなら、Microsoft Messengerも用意しておくといいかもしれません。
(Microsoft Messengerは昨日は気がつきませんでしたが、
メンバーがSNSに書き込んでくれました。複数人の会議も使えるのかな?)
Macでも使えるみたいです。 → Messenger for Mac
障害を経験すると、回避策のノウハウを増えますね。
他に、どんな手段があるでしょうか。
ご存知でしたらお知らせいただけるとうれしいです。
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おまけ:
でも、あれですね。
Skypeが使えなくても、瞬時にTwitterで確認し合い、
USTREAMやFacebook、電話会議システムで会議をしてしまうなんて
一昔前じゃ考えられないことです。
しかも、多くのサービスが無料で使わせていただけるなんて本当にありがたい。
すごく恵まれた環境だな~と思います。