「新しいMacBook Air、登場。」というメールを見ながら、数年前のLet's Noteを前に一人ウキウキするボク
「新しいMacBook Air、登場。」というメールがアップルから届いた今日、ボクは一人、数年前のLet's Noteを前に、一人ウキウキしています。
なぜなら、先日、Let's NoteのCF-R6をヤフオクで買ったからなんです。
ボクはどちらかというと、パソコンは動けばいいというタイプです。以前からそうだったかと言えば、そうではありません。新しいコンピュータが欲しいと思ったこともありました。もちろん、今も「新しいのが欲しいな~」と思わないわけではないですが、物欲がそれほど沸いてこなくなりました。最近は、それが特に顕著です。
今使っているのは2004年(笑)のDELLのデスクトップです。別に何の不自由もないし(速度も十分)、満足している・・・ただ、それだけなんです。
そんな感じのボクが、なぜ新しいLet's Note(いや、決して新しくないのですが……)を買ったのかというと、その理由は簡単で「不自由が生じているから」です。
今まで、外で使うときはDELLのネットブックを使っていました。買ったときに書いた記事が残っていました。
話題のNetBook DELL Inspiron Mini 9 の実力
買ったときは、「性能はさほど高いわけではないけれど、外でネット検索ができて、メールが見れればそれでいいかな」と思って買いました。このカテゴリーの出始めというのも、買った大きな理由でした。
でも、やっぱり非力。ウインドウを幾つか開くとまともに動かなかったりします。それでも使ってきたのですが、最近外出機会も多く、不自由さを感じていたんです。
そうかといって、高性能な最新パソコンがなぜか欲しくありません(なぜかわかりません)。
そこで、ヤフオクを探し出したというわけです。
Let's Note のCF-R6 2万4千円ちょっとでした。おととい、自宅に届きました。
WindowsXPを入れて動かしました。……ネットブックに比べたら、超速いです(当たり前です)。感激です。
少し、いじりたくなってきました(ヤバイモードです)。
- SSDを注文しました。1万2千円でした。
- キーボードもくたびれていたので、新品をオークションで買いました。3千円でした。
- パームレストも塗装がはげていたので、オークションで買いました。2千円でした。
なんか、すごくワクワクしてきました(一人ほくそえんでいます)。全部揃ったら、換装したいと思っています。
そんな折、
『「新しいMacBook Air、登場。」価格は88,800円から。』
というアップルからのメールを見て、ふとわれに返ります。リンク先を見たら、すごく薄くて格好いいMacBook Airが、モニタから目に飛び込んできました。
「ボクは、かなりトホホなヤツなんじゃないか・・・」
そんなことを思ったりもします(多分そうです)。
「なぜ、少し古いものを使うことのほうに、喜びを感じるのだろう?」
「消費文化に少し違和感がある?」それも確かにありますが、もっと強く思うのが「親父のDNA」です。
ボクの親父は、今も機械整備の仕事をしています。小さい頃から、親父が機械を分解して修理する姿を見て「格好いいな~」と思って育ちました。最初、自動車会社に入ったのも、親父の影響がかなり大きいと思います。
時々、数十年前の機械が修理に持ち込まれます。親父はそれを分解し、現存しない部品は、少しぐらいなら加工して修理したりもします。もちろん、修理できないものもありますが、古い機械を分解し、修理する。エンジンが掛かる時のその姿が実に格好いいのです(本人の前では、もちろん言えません)。
きっと、そんなDNAがボクの無意識の中にもあるんだな。「修理して使うことの格好よさ」みたいなDNAが。
なんて自分を納得させながら、「ボクは、かなりトホホなヤツなんじゃないか・・・」と思う迷いを吹き消しているのでした。
「CF-R6、超速い~」