もしも、「共通ポイント制度」があったら……
今、いろんな企業で「ポイントカード」が発行されていますよね?新しい物を買ったら、ポイントが溜まっていくあのカードです。携帯電話を使っているというシステムもありますね。
今、さまざまなポイントカードがありますが、企業間でばらばらで、使う立場からしたらカードだけが増えて使いづらいんですよね(電化製品量販店のポイントカード、何枚あることやら(笑))。
最近は、Tポイントのように、さまざまな企業が参画しているポイントカードもあるようですが、ポイントが1つに集約できたらいいな~と思っています。
1つにまとまることで、あるところで獲得したポイントを他のところで使えるというメリットもあるのですが、そのポイントをさまざまなところで使えたら面白いんじゃないかな~。現在のポイントカードのように、物を買うときに使ってもいいんですが、そのポイントを「何かやりたい!」と思っている人や、「それっていいね!」と共感した人にあげることができたら面白いんじゃないかと思うんです。
たとえば、これからある社会貢献事業を立ち上げようとしている人がいるとします。社会貢献活動はすぐに収益を生む保証もないし、お金も集まりにくいと思うんですね。その事業がとても意義あるものであっても、自分が現金でお金を渡すのは抵抗がある方も多いでしょう。
そこで、ポイントカードで貯めたポイントを、自由にやりとりできる仕組みが活躍します。「あなたがやりたいことはよく分かった。その主旨に賛同しよう。ボクが買い物でためた5000ポイントをあげるよ。」みたいな感じです。ポイントだったら元々もらったものですし、あげやすい。小額でもいいので、気軽にポイントをあげることができるんです。
社会貢献事業に限りません。ある人がブログですばらしい記事を書いていたら、「その記事、すごくよかったよ。少ないけど30ポイントあげるね」みたいな仕組みがあったら、記事を書くときにもやる気も出るというものです(笑)。
このポイントは、現金と換金することができます。今の経済システムの中でも使える感じ。これって、いいと思うな~。
もし、この「共通ポイント制度」があったら、現在のポイントカードが果たしている「顧客を囲う」という役割から、CSR活動に近くなってくるでしょう。企業がポイントを提供すること自体が社会貢献事業になるので、CSR活動自体が意義ある内容なら、企業にも誰かがポイントをくれるんです。
こんな仕組みがあったら面白いな~。