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底を知ると、どんな状況におかれてもあまり怖くない

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Business Media 誠の年収1000万以上でもリストラに不安 95%が自分の市場価値を意識という記事を読みました。

会社の業績不振によるリストラについて聞いたところ、74%が仕方ないと回答。また、57%の人がリストラに対する不安を持ちながら仕事をしていることが分かった。

とのこと。年収に関係なく、「今まで当然のようにあったものが、急に無くなる」ことへの不安は自然のことです。この不安がどこから沸き起こってくるのか……それは、ひょっとしたら、経験したことのない「底」がどんなところなのか?という恐怖なのかもしれません。

私はリストラではなく、自ら会社を辞めましたが、新たな仕事がなかなか軌道に乗らず、資金が無くなっていくときの「底に落ちていく恐怖」は本当に怖かった……。それはまるで、底がどこだかわからない深い海に沈んでいくような感じとでも言いましょうか。

けれども、底についてしまったら意外と浅かったのです。「あっ、底はこのぐらいなのか。意外と怖くないのだな」ということを知りました。「底はあのぐらいだから、ここで踏ん張れはどうにかなる」「新たなことに挑戦して失敗しても、あのぐらいに戻るだけ……」。底を知っているおかげで、どんな状況になっても「どうにかなる」と思えるし、あまり怖くなくなりました。

私が底が浅いと思えた理由に、家族に守られているというのがあります。親と同居していますので、最悪、頭を下げれば寝床とご飯だけはどうにかなる。雪が解ければ野菜を作ればいい……そんな最悪の状況が回避できるのも、あまり怖くない大きな理由です。だからこそ、ケガをせずに底を知ることができたのでしょう。

「もし、リストラにあったら……」こんなことは考えたくないのが普通ですよね?でも、リストラされるのは多くの場合突然です。そのような状況におかれたとき、会社のせいにしても何も改善されません。

それならば、もし、そうなってもどうにかなるように、「一年ぐらいは働かなくてもいいように貯蓄をしておく」「親兄弟・周囲とのいい関係を作っておく」「リストラを機会にできるような、新たに仕事を起こす準備(勉強などの自己投資)を常々しておく」など、環境作りを普段からやっておくと比較的安心できるのではないかと思います。

これからは大きな流れが変わりそうです。それはすべていい意味での変化ですが、その途中には不況やリストラのような、社会の混乱もまだまだあるでしょう。次の流れを新たな気持ちで迎えられるように、準備をしておくといいのかもしれません。

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