「さすがにmixiにはみんなが参加しているだろう」…という思い込み
1週間前にメルマガ読者さん向けの情報共有のためにSNSを始めました。メルマガではこのようにアナウンスしたんです。
「SNSを開設します。SNSとはmixiのようなものです。」
この言葉を使ったのは、「さすがにmixiなら多くの人が使っていて、どんなものかピンとくるだろう…」という理由で使ったのですが、実際に参加される方のコメントを拝見すると、3割ぐらいの方が「SNSは初めてですが…」というコメントを下さるのです。コメントを下さる方だけの数値ですので、ひょっとしたらコメントがない方を含めるともっと多いのかもしれません。
そこで、ちょっと数字的なものを調べてみました。
mixi、ユーザ数が1500万人を突破(RBB TODAY 2008年7月14日)
この記事によると、
2008年6月1日現在の日本の人口(概算値)は、1億2771万人、東京都の人口は1288万人。
とありますから、mixiの利用数は東京都の人口ぐらいということになります。そんなものなんですね。
では、ネット人口からみた比率はどうかというと、
日本のネット人口は8000万人超、全人口の6割が利用--インターネット白書2007(CNET Japan 2007年6月14日 )
と言います(2008年の白書ではデータがないようです)。ネット人口は8000万人ということですから、約2割しか使っていないわけで(いや、これはこれですごいことですが…)、「みんな」とは言えそうにありません。
あ、そうそう、一番身近な奥さんもmixiは参加していませんし、僕も登録してあるだけで使ってないもんな(笑)。
mixiだけでなく、「当たり前だろう…」という思い込みを持って接すると、信頼関係を崩してしまうかもしれませんし、ビジネス上の多くのチャンスを逃してしまうかもしれません。いやぁ、思い込みはまずいなぁと実感しました。
ということで、利用者さんには「SNSの楽しみ方」というメールを送っています。