初めまして。トツカワ警部こと中津山恒です!
オルタナティブブログ読者の皆様、初めまして。2013年4月に経営コンサルタントとして「週末」起業した、トツカワ警部こと中津山 恒(なかつやま ひさし)です。
2013年7月から、@ITエンジニアライフで「ガジェット活用による英語学習法」というコラムを連載しています。こちらでは、留学、駐在、在住といった海外経験がなく、英会話学校にも通ったことのない超ドメスティックなITエンジニアの筆者が、2008年にTOEIC 950達成、2010年に通訳案内士(英語)試験に合格した英語学習法を中心に記事を書いています。
■「トツカワ警部」というハンドルの由来
「トツカワ警部」というハンドルは、サンバチームでの筆者のニックネーム「警部」に由来しています。サンバチームではニックネームで呼び合う風習があり、本名を名乗られると逆に分かりません。
写真は、2005年10月の東十条サンバカーニバルでの1シーンです。
サラリーマンの筆者が「警部」と呼ばれていたのは、ファジーなマッチング能力のある人が「中津山」を「十津川」と読んだためでした。
小説の十津川警部は「とつがわ」と読みますが、いわれを説明してくれたメンバーが「とつかわ」と言ったので、筆者は「トツカワ警部」というハンドルを使っています。
■曖昧検索はすごいのか、すごくないのか?
「中津山」が「十津川」に変異したことは、考えてみればすごいことです。
だいぶ前になりますが、筆者は関連文書検索の製品化に携わっていました。文書をモデル化して計算した特徴量をもとに類似性を計算するのですが、類似性の定義によっては、主観的にはかなりかけ離れた文書が検索されることがあります。突飛なアイディアを得たいときには、あえて類似度が低い検索を行うのもひとつのやり方かもしれません。
話を戻して図をご覧いただくと、「中津山」にモザイク処理を施して(特徴量の計算)、類似性に基づいて照合を行い、同様の特徴量をもつ「十津川」が検索結果として得られたということになります。さらに小説の登場人物から「警部」がつき、もとの「十津川」は脱落して「警部」と呼ばれていたというオチです。
うーん、深いのか深くないのか...
ひとつ言えるのは、類似度が低いものをあえて探す場合には、検索する空間があまりに広いと結果が増えすぎるので、ある程度もとの集合を狭めておく必要があるだろうということです。ITを用いた「発想法」としては、応用が少し難しいかもしれません。
■オルタナティブブログでのテーマ
@ITエンジニアライフでは、原則としてガジェットと英語学習法の両方に関わるコラムを書いています。
本ブログではオルタナティブ(alternative=「代替の」など)の名の通り「ガジェット活用による英語学習法」とは違った切り口で事を書いていく予定です。
たとえばガジェットについては、エンジニアライフでは英語学習の道具として取り上げているので、ガジェットそれ自体を掘り下げたり、アプリやコンテンツについて詳しく解説したりということは原則として行っていません。また、時間が経っても読んでいただけるコラムを書きたいという気持ちから、基本的に「バッドノウハウ」は取り上げないようにしています。
オルタナティブブログでは逆に、ガジェットそのものを掘り下げたり、英語に限らないアプリやコンテンツを取り上げたり、ときにはバッドノウハウを積極に取り上げたりしていこうと思います。
英語についても同様で、エンジニアライフではガジェットに限らない学習全般の話や、英語それ自体については取り上げないようにしていますが、オルタナティブブログでは取り上げたいと思っています。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。