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新刊紹介『未来を創る情報通信政策』

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国際大学グローバル・コミュニケーション・センター(GLOCOM)の研究員12人が執筆した本『未来を創る情報通信政策―世界に学ぶ日本の針路』がNTT出版から発行されました。情報通信政策とIT産業の未来を考える人に、ぜひお読みいただきたい一冊です。

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<目次>

序章 グローバル時代の情報通信産業と政府の役割(関口和一)

■第1部 ICT利活用推進の鍵を探る■

第1章 ICT利用先進国デンマークに学ぶ
    ――行政、医療、教育の情報化(猪狩典子)
第2章 情報モラル教育からデジタル・シティズンシップ教育へ(豊福晋平)
第3章 子供に携帯を保有させるべきか
    ――6カ国国際比較からの示唆(田中辰雄)
■第2部 次世代インフラ基盤の実現にむけて■

第4章 ネットワーク中立性における共同規制の役割(渡辺智暁)
第5章 次世代ブロードバンド・アクセス網
    ――フランス・ドイツ・オランダからの示唆(アダム・ピーク)
第6章 全国ブロードバンド網に反映される
    オーストラリアの通信自由化10年のジレンマ(上村圭介)
第7章 情報通信政策と政府の関係――台湾の独立行政委員会・
    電波オークション・国際競争力強化から考える(庄司昌彦)

■第3部 イノベーションと新市場創出■

第8章 クラウドコンピューティングを超えて
    ――その上でどのようなビジネスを構築するか(中島洋)
第9章 アジアのオープンリージョナル化と情報通信産業
    ――グローバル時代の産業政策には何が求められるのか(砂田薫)
第10章 電子書籍と国際標準化(楠正憲)

終章 インターネットの未来(土屋大洋)

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