はじめまして。
はじめまして。砂田薫と申します。
IT出版業界で20年以上も食べさせてもらったというのに、ハイテク音痴で、ブログも初めてです。勝手がわからないまま店開きしたようなものですが、これまでと同様、親切な仲間たちに助けてもらいながら情報発信を続けていこうと考えています。
皆様、どうぞよろしくお願いいたします。
この1年間、日本の情報政策の歴史について調査してきました。そこで「情報政策ブログ」と題して、国や地方自治体の情報政策、IT産業、情報社会と制度設計に関して(早い話、テクノロジーの話は無理なので、それ以外で)、話題になっていることや私自身の意見・感想をおしゃべりしたいと思います。
また、このようなテーマに関連した国際大学GLOCOMの研究活動も紹介する予定です。
ところで、さっそくですが、皆さん、選挙には行かれましたか?
私は近所の小学校に足を運んだのですが、なんと「投票所整理券」を忘れてしまった!
一瞬、投票できないのなら仕方がないやとあきらめかけました。でも、ノートパソコンと有権者名簿が置かれた相談デスクで、いとも簡単に再発行してもらえました。
自宅に置き忘れた整理券をよく見ると、事前投票の案内に加えて、居住地域以外で投票する場合はお問い合わせくださいなんていう記載もある。選挙管理委員会の方でもあれこれと便宜を図ろうとしているんですね。もっとも利便性を高めれば、今度の選挙で問題になったように、なりすましも増えるかもしれませんが・・・。
全国どこでも本人確認ができる住基ネットが稼動したのだから、技術的にはすでに国内のどこの投票所でも大丈夫のはず。それだけでなく、自宅のパソコンや携帯電話からでも投票できるようにしてくれたほうがありがたいですよね。
どなたの発案だったか忘れてしまったけれど、投票を済ませた人に「選挙宝くじ」でも配布すれば、もっと投票率は上がるかもしれません。オンライン投票になればナンバーを発行するだけだし、選挙公報予算の一部を当選金にまわせばいいのだから、経費もかかりません。こうなると、選挙は「劇場型」から「カジノ型」へと変わりそうですが、なかなかのアイデアだと思いませんか?