若手を育てるために必要なこと。
最近、学生や若手と関わることが増えたからか
若手育成やOJTについて考えることが増えてきたサミーです
若手を育てるために必要なこと------
それは次のようなことではないかと。最近思っています。
1)繰り返し、訓練すること
2)場を作ってあげること(一歩踏み出す後押しをすること)
3)トレーナーだけではなく、周囲がみんなで育てること
&ベースに”リスペクト&フォロー”のスタンスを持っていること
社会人基礎力ができてから、
ゆとり世代=一歩踏み出す力が弱い!と言われるようになりました。
でも、私は思うのです。
それは育てる方にも原因があるのではないか?と。
私の新人時代を振り返ると、
上司が上手に一歩踏み出せるよう後押ししてくれていたように思います。
その1:訓練
実は、サミー、新人の頃は言われたことはキチンとこなせる!
能動的な新人でした。
でも、トレーナーのおかげで、こう思う、こうしたい、こうしてはどうでしょう?
と、意思表示したり、提案したり、行動するように成長できたのです♪
●上司から「千葉はどう思う?」と問われ
考えること・自分の意見を持つことが習慣化されたこと
⇒仕事のことから、小説を読んだ感想まで、色んな事を聞かれました
●「こんなとき、千葉ならどうする?」と判断を問われ、
自分の考え、判断基準を持つことを訓練されたこと
⇒新人であっても、提案内容やお客様の反応に対して自分ならどう対応するか
時に、部会で発表させられることもありました
当時は、なぜ私だけーーーと頭が真っ白になることもありましたが、
そのうち、今度聞かれたらこう答えよう。と考えるようになりました!
その2:実践の場
訓練のおかげで、自分で考えるようになったサミーですが、
でも能動的なところがありました。
上司とお客様先に行くと、発言もできず黙っている。。。
そんな私を見かねたのか??
●「今日、同行できなくなったから、一人で行って来い!」
と、一人でお客様を訪問するように言われました
⇒はじめは緊張や上司の真似をして説明するためうまく話ができなかったり
お客様に叱られたり、悔しい思いや自分のできの悪さに凹みました。
でも、その経験から、次はもっと上手に説明するゾ!と思ったり
お客様に良い提案したい!そういう気持ちが大きくなり、練習を重ね
自分にもできるという小さな自信が芽生えたように思います。
信じてチャンスをくれる。やってみろ!と場を作ること。必要ですね
その3:みんなで育てる
私が新人のとき、一人ひとりにトレーナーと呼ばれる先輩がいました。
怒るのも褒めるのも、仕事を教えてくれるのも、基本はトレーナーです。
●トレーナーに叱られ、凹んでいると・・・
⇒向かいの席の先輩が「今、トレーナーが言いたかったことはこういうこと!」
と、フォローしてくれました
●私がお客様先に一人で訪問すると
⇒親切に色々と教えてくれました
というように、周りの人がみんなで育ててくれました。
今はどうでしょうか??
育てる力が足りない
これは個々人のスキルだけではなく、組織みんなで育てるという意識が
弱まっていることも原因の一つではないか?と感じる今日この頃です。
OJTを活性化させるためにも
みんなで育てる。これを広めていきたいと思うサミーでした♪