杜氏に聞く「OJT」とは!?
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先日、ブログに書いた、あさひ日本酒塾にて
杜氏さんから伺った「酒造り現場のOJT」をご紹介いたします!
私は、お酒造りを体験して、
お酒造りは”麹”という生き物を扱うため、
微々たる変化など、勘と経験がものをいう世界だと感じました。
では、杜氏の方は若手にどうやって
”勘”や”経験”をはじめ、感覚などの暗黙知をどのように
継承しようとしているのでしょうか。
とても気になったので、聞いてみました。。。
その方の答えは!
「変化を体感させる」
温度、香り、色、見た目の変化など、その状態を見せる。
そして、触ったり、味わったり。。。五感を使って体感させる。
そのあと、「それをどう感じたか?」を表現させる。
それに対して、経験者が
「こういう状態を●●と表現する。。。」と教えるそうです。
また、感覚だけではなく、その状態を数値化し、
客観的データとしても覚えさせるそうです。
背中を見て覚えろ!という
昔ながらの姿(?)を想像していただけに、驚きのOJT内容でした。
お話を聞きながら思い出したのは
「やってみせ 言って聞かせて させて見せ ほめてやらねば 人は動かじ」
という、山本五十六さんの言葉です。
学ぶ過程では、
「体感すること+フィードバック」が大切なのかなと思う
サミーでした。
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