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元・外資系ハードウェアメーカー・マーコム担当の、人生のお休み徒然日記。

”シュミ"レーション、って何ですか?

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職業柄か、電車の吊り広告はいつも見ている方です。コピーも見てはいますが、私はコピーライターではありませんので、どちらかというと「日本語が正しいか」とか「好ましい表現か」といった部分が気になります。
時々、「この表現って、無いよなぁ」とか、「これ、うちじゃ絶対リーガル(法務)レビュー通らないな」というようなものも、あったり・・・。

広告・チラシ・ブログ・EメールDM、と一通り見ていると、カタカナ英語が間違っているケースが非常に多いことに気づかされます。
一番多い間違いは、「シュミレーション」。
日本人は「シミュ- 」という発音が恐らく苦手で、自分が発音しているものをそのままに書き出してしまい、間違ってしまうのではないかと私は推測しています。
英語のつづりは"Simulation" ですから、正しくは「シミュレーション」です。

広告ではないですが、スーパーで買い物中にも、気になることが多々あり・・・。

①スナックエンドウ「スナックエンドウ」って商品名だということ、皆さんご存知でしたか?
正しくは「スナップエンドウ」で、1983年(昭和58年)に農林水産省にて名称統一が行われたとのこと。 (意外に古いですね!)
そして「スナックエンドウ」は某種苗メーカーさんの登録商標なんですね~。
商標やトレードマークなどに非常に敏感でなければならない立場にいるため、私は素朴な疑問を抱いているのですが、大体のスーパーでは「"スナック"エンドウ」と表記されているけれど、これって商標侵害に当たらないのでしょうか?
某種苗メーカーさん、寛大な措置を取っていらっしゃる・・・?

②アボカド
スーパーのみならず、飲食店のメニューにも登場頻度の高い、アボカド
アボカドって、どんな綴りかご存知ですか?
正解は"Avocado"。

巷では、間違って「アボ"ガ"ド」と表記されたり、発音されることが多いです。
アボカドをこよなく好んで食す私にとっては、耐え難い苦痛!
その昔、食事会の席で、とある男性(10歳以上年上の、大先輩)が「アボガドいいよねぇ。アボガドのサラダ頼もう!」と言った瞬間に、尊敬の念が一気に冷めたほどです。
スーパーのアボカドコーナーでマネキンのおばさまと仲良くなり、こっそり「表記間違ってますよー」と助言して表記を直してもらったことも・・・。
そして、某高級レストランの前を通りすがった際の後悔。
「本日のメニュー」で「本マグロとアボガドの前菜」・・・見なきゃよかった。
『食材の名前もまともに書けないようなこの店には、行く機会は一生無い』と心に決めて今に至ります。

職種・業種は多々あれど、自分の扱う商品や製品、それにまつわるものを、きちんと書けない、ないし間違いに気付けない、というのは、真剣に仕事に取り組んでいないのでは、と思ってしまいます。
自分の仕事に誇りが無いのかしら? とも・・・。

人の振り見て、我が振り直せ。
自分はきちんと言葉を使えているだろうか?
正しい表現で、的確に、物事を伝えられているだろうか?
「シュミレーション」や「アボガド」の表記を見る度、聞く度に、いつもこんなことを思っています。

Comment(9)

コメント

さとなおさん
書き言葉ではシミュレーション、アボカドとしますが、話し言葉では迷わず、シュミレーション、アボガドを使ってます。だって、アボカドって発音しづらいですよ~!!(発音しづらければ勝手に変えていいわけではありませんが。。。。)

一応オルタナブロガーの妹尾です。
わかっていながら、よく間違えます、アボガドと(苦笑)
メニュー見て、アボカドって書いてあるのを読みながらアボガドと言ってしまうことがあります・・・。すみません。
随分子供の頃ですが、パーカッションをパッカーションだと思っていたことがありました(苦笑)

月一オルタナブロガーの廣江です。

ウィキペディアには以下のような説明がありました:
『「アボガド」(abogado)はスペイン語では弁護士を指す言葉である』
http://ja.wikipedia.org/wiki/アボカド


小生が半ば諦めているのは、
「アウォード(賞)」と「リウォード(報奨)」です。

「スターウォーズ」のことを
「スターワーズ」とは言いませんよね?とブツブツ...

M.Oda

拝読致しました。
この記事は読んでいて、私も恥ずかしながらAvocadoの事を初めて知りました。

さて日本語を間違える(例えばよく見かけるので言えば、力不足と役不足など)のは日本人にとって、修正すべきだとは思いますが、外来語をカタカナ表記の上での間違いを指摘するこの記事の意図はなんでしょうか?

プロであるならちゃんと正しく表記すべきというのはプロ意識への警告という意味では私も納得致しますが、そもそもカタカナ表記は音で当ててあるものだけの事に対して、警告すべき内容なのでしょうか?(もちろん辞書でのカタカナ表記の定義はありますが、バイオリンとヴァイオリンに本質的な意味での正誤はあるのでしょうか?)

大変失礼ですが、日本語を正しく使いましょうなら問題ないのですが、カタカナ表記の間違いはそれほど恥ずべきものなのでしょうか?2つの例、シュミレーションとアボガドに関しては本気で勘違いされている方もいらっしゃると思いますし、その方に対してむしろ失礼ではないですか?

正直申し上げて、この記事の内容は完全の上から目線(私は外国語は完璧です)という風にとらえられなくもなく、少し残念な気分になってしまいました。これだけ外来語が多いため、私も今後1つも”カタカナ表記”を間違えずに使っていけるのか、「”シュミ"レーション、って何ですか?」なんて言われてしまいますと心配になってしまいます。

大変私も上から目線のコメントですね。自粛致します。失礼致しました。

hasmit

まあどこまで正しく音を文字に当て嵌めるかということですよね。
もっと綴り通りにということであればアヴォカドのほうがより近い感じですし、
「本当に英語圏の人々は綴りの通りに発音できているのか?」「案外アヴォガド
なんて発音している人も多かったりして(笑)」なんてことも感じます。
「カボチャと呼ぶな。ちゃんと正確にカンボジアと呼べ」とか・・・
もっといい加減というかおおらかでいいんじゃないかなんて思います。

それよりグローバル化という点ではホームページという単語の使用法を正す
ところから始めたいと思いませんか?
これってある意味「英単語のガラパゴス化」ですよね(笑)

nao

>マリコさん
確かに発音しづらいですよねぇ・・・私が英語が得意でないのは、そもそも発音がうまくできない→恥ずかしい、みたいなところが昔からあったりして、「外国語の発音に向いてない口の構造なのかしら」と本気で悩んだこともあります(笑

>妹尾さん
"音"で聴いていると、間違えることって沢山ありますよね。
私も、お鍋の「ルクルーゼ」のことを「ルクールゼ」だと最近まで思い込んでました・・・(恥

>廣江さん
>『「アボガド」(abogado)はスペイン語では弁護士を指す言葉である』
そうなんですか!ひとつ賢くなりました、ありがとうございます!
うちの夫は常日頃、「何で"インディジョーンズ"なんだろう」とブツブツ言ってます。
私は留学経験も何もないので、夫に言われるまで普通に「インディジョーンズ」って言ってましたが・・・。

>M.Odaさん
こんにちは、コメントありがとうございます。
偉そうな印象を与えてしまったとしたら、大変申し訳ありません・・・。
でも、私はOdaさんが仰るように「外国語ペラペラ」ではないですし(むしろTOEICの点数なんて、恥ずかしくて申し上げられないくらいです)、たまたま外資系に勤務しており、ここ数年広告のお仕事をしながら、英語に触れる機会が増えた、というまでです。
このエントリの意図は、あくまで私個人の印象であって、私自身も広告に携わる者として、せめて日本語(カタカナ表記を含む)は正しく使っていきたい、というものです。
決して、「間違ったカタカナ語を使っている」と言って、間違っている方を糾弾したいわけでもありません。
ただ、日本人は割とアジアの中では(というと他の国の方にちょっと失礼かもしれませんが)几帳面な人種であるにもかかわらず、どうしてカタカナのルビに関しては間違いが多いのだろう?と素朴に疑問を感じる部分もあります。
日本人が英語が苦手なのは(私も含めて)、発音を完璧にしようとするからだとか、文法を間違うと恥ずかしいと思うからだとか、色々と指摘されていますが、それならば、カタカナ英語で覚えた単語が間違っていることも、恥ずかしいことではないでしょうか。
何より、外国で間違えた単語を使ったら、意味が通じないですしね・・・。

>hasmitさん
こんにちは。 コメントありがとうございます。
そうですねぇ・・私もそこまで厳密に音を当て嵌めろ!とは思ってません(笑
ただ、単語内に存在しない音「Ca」が「ガ」ってなるのはどうも、生理的に受け付けなかっただけです・・・すみません、個人的な好みの問題かもしれませんね・・・。
仰る通り、正に「英単語のガラパゴス化」ですね!
"そうそう、私はこれが言いたかったのかも"、ってコメント読ませていただいて思いました。
誤って浸透したものは、なかなか正せないですよね・・・歌舞伎のエントリの時にもちょこっと書かせていただいたのですが、言語の広まりってどのくらいの時間でどれだけ広まるのか、個人的にとても興味があります。
一旦キャズムを超えてしまった言葉なり単語って、もう修正不可能なのでしょうか・・・

SN24

さとなおさん

私も日本語が気になります(笑)。
この記事を本で思い出したのが「ギプス」です。
世間では「ギ“ブ”ス」と発音されることが多いかもしれませんね。

言語の広まり
探偵ナイトスクープで「アホ・バカ分布図」というのがあります。
これはアホとバカの境界線を調べるというもので、
それによると、
かつては都(京都)から同心円状に言葉が広がっていったことが分かりました。

これとは別で子供たちの場合は塾を介して広がっているというのを聞いたこともあります。
塾は学区を越えて集まってくるからです。

nao

>SN24さん
コメント、ありがとうございます!
「ギプス」ですか・・・そういえば、私も「ギプス」って発音していたかも・・・恥ずかしいです。
今日から直します!

言葉の分布、今日深いですね~。
古語、大和言葉が多く沖縄に残っているのは、沖縄が本土と隔絶していたからだという説もありますよね。
今は人々の行動範囲が広くなり、どんどん言葉も混ざりあったり消えたりして、その変わっていくスピードというのも格段に速くなったのでしょうね。。。

八王子なう

通りすがりのものです。言葉の使い方、確かに気になりますね(笑)
日本語でも
代替品を「だいがえひん」って言ったり、粗利益を「そりえき」だったり、「あがり」は?とか言ってみたり。後話し言葉になると「雰囲気」を「ふいんき」って言ったりしてますよね・・・

あと外来語で言うならば、グラス(コップ)とガラス(窓)ってなぜ?とかバックやバッグなどもありますよね?? さらにアメリカですとNikonがナイコンになってたりするわけですし。

先ほどの日本語例は明らかに間違えですが、外来語は各自それなりに「キャズムを超え(笑)」市民権を得て使われてるので、あまり深く考えないようにしてます。


もちろん常に正しい言葉づかいをしようと心がけていますが、どれほど自身が出来てるかは分かりません・・汗

言葉づかいだけでなく、普段の所作や食べ方、はしの持ち方など人に不快な気持にさせない程度には気を使ってるつもりですが、どこでどのように人に思われてるかは人それぞれの基準値なので胸を張って私は大丈夫!と言うのは難しいですよね。
基本他人の振り見てわがふり直せでいいんじゃないですかね?

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