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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

早稲田実業学校野球部 和泉監督

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IMG_8385.JPG夏の甲子園 大社高校と早稲田実業の一線は「これぞ高校野球」という素晴らしいゲームだった。死力を尽くしての激闘は見るものの胸を熱くしたに違いない。この試合こそ、試合後は「ノーサイド」の理念を示してくれた。グランドを引き上げる大社高校の選手たちに早実の和泉監督が声を掛ける場面に「スポーツは勝敗だけで括れるものではない」と思った人も多いだろう。

10年ほど前、和泉監督にお会いする機会があった。初対面にもかかわらず、すぐに名前で呼ばれた。「一緒に写真を撮ってください」とお願いすると、満面の笑みで肩を組んで写真を撮ってくれた。豪快で気さくな人柄に魅了されてしまった。それ以来、応援させていただいている。早実はユニホームの着こなし、帽子の被りかたが素晴らしい。おそらく、こういうことを大事に指導されているのだろう。伝統校としての矜恃。ユニホームはジャストサイイズで着用し、ストッキングを異様に長く見せることもしない。昨年の慶應義塾もそうだったが、これを全国の高校野球選手には手本としてほしい。

和泉監督、これからもお元気で活躍されることを祈っております。

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