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笠谷幸生選手を悼む

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 4月23日に笠谷幸生さんが亡くなれれた。

 冬季オリンピックで日本人初の金メダルを獲得したのが笠谷選手。1972年の札幌。

 笠谷選手は日本中のヒーローだった。外国の人々にとって日本は「カサヤの国」だった。

 4月27日の北海道新聞。笠谷選手の人となりが詳しく丁寧に報じられた。笠谷さんのワックスマンだったスポーツライター伊藤龍治さんの追悼文とともに。泣かされた。本当はもっと書きたいことがあったろうと思わせる。伊藤龍治さんと会うたびに、必ず笠谷選手の話になる。一度お会いしたかった。金メダルを獲るにふさわしい人だったとお話から感じるのだ。

北海道新聞運動部のデスクも実に丁寧な記事を載せ、偉大なスポーツマンの最期を讃えた。

笠谷選手を偲ぶ「天上への離陸を見守る会」は5月26日、後輩金メダリスト阿部雅司さんが名誉館長を務める大倉山の札幌オリンピックミュージアムで行われる。最後は虹と雪のバラードの大合唱。札幌オリンピックは素晴らしい人と思い出を創った。

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