私が担任だったとき〜2
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そのような短大の考え方を知ったのは、偶然でした。
その四月、転勤になり 赴任した高校ではすぐに一年生の担任。夏休みになり、保護者懇談に来て下さったお父さんの一人が、短大の先生だったのです。
お父さんは「どんな先生なのか、会ってみたくて」と言っていた。その訳は「朝早く教室に行くと先生が掃除してる。早く行ったら先生と話ができるから、早く行く」と息子が言ってるもんで・・・。
いろいろお話しているうちに、短大の先生とわかり「合格させていただきありがとうございました」とお礼が言えた。
本当に偶然。
保護者との懇談は、話を聞く場。忙しい中、学校に来てくれることに感謝。これがわかっていない教員は多い。この姿勢で懇談しているから、懇談を楽しみにしている保護者もいる。ご夫婦そろって、ケーキにコーヒー持参できてくれたり。
ゆっくり話したいから、順番を最後にしてほしいとか。ほんとうにありがたい。
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