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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

凡事徹底

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以前もこのタイトルでブログを書きましたが、今年の甲子園決勝で戦った両チームの監督さんもこの「凡事徹底」でチームを創り上げたと知り、その偶然に驚いています。

凡事徹底・・・「当たり前のことを、当たり前にやる」「小さな事を大事にする」

前橋育英の荒井監督は「掃除をすること」「挨拶をすること」「道具を揃えること」「時間を守る事」「身だしなみを整える事」などを徹底したそうです。

私たちのチームもこれらのことに取り組んでいます。しかし、それが100%できているかと言えば、そうではありません。練習後のグランンドにボールが放置されていたり、時間を守れなかったり・・・。凡事を当たり前にできるようになるまで時間がかかってしまいます。

高校野球は2年3ヶ月という短い時間しか与えられていません。「凡事徹底」を早く完成させたチームが、勝利にふさわしいチームになってゆくのでしょう。

良いコーチとは「同じ事を100回、表情を変えずに言える」「同じ事を言い続けられる」そうです。確かに、その通り。

同じ事を毎回のように言うのは根気が要るし、「前も言っただろう」という口調になりがち。

今年の甲子園の決勝。凡事を徹底したチーム同士がいい試合をみせてくれました。これぞ高校野球って感じです。そのへんは次回のブログで

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