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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

オフィスに来ていることが業務効率を落とす?

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おはようございます。

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===ほぼ毎朝エッセー===

先日は「仕事仲間は仕事を楽しくするコンテンツ」と、会社に来ることが仕事を楽しくするためのポイントであることを記載しました。今朝はその逆で、オフィスに来ていることが業務効率を下げているのではないかという考えかたについて。

業務の実施にはディスターブされないといという時間が必要です。ところが、会社でワイワイやっていると、意外とそれが人への邪魔になっているのです。耳に入ってきたことが気になて仕事が手に付かない人。相談される立場とはいえ、のべつ幕無しに相談されて自分の仕事にならない人。散見されますね。

残業をする多くの理由が、「残業をすれば自分の時間が持てる」というものです。そのようなことからも、オフィスには如何に仕事への阻害要因が沢山あるかがわかります。仕事仲間の存在がありながら、一人で集中する時間も欲しい。この矛盾です。どのように解決していくのか。これが大きな課題です。

一人の時間を保ちたいときに、そこでしっかりと仕事をする。皆からの相談を受けてもいいときには、相談を受ける場所にいる。その前者が、早出や残業などで時差出勤で作った一人の時間に相当します。皆からの相談を受けるのがOKである場合は、自席に居るというような具合です。

早出や残業には無理があるでしょうから、集中スペースに居る時や、テレワークをしているときは、「自分の集中時間」と内外に示せるはずです。すると、オフィスにはこの集中スペースが必要となります。また、テレワークには仕事に集中したいため、という意味合いが出てくることになります。

ホワイトカラーの仕事内容は働いた時間に比例するものではないという性質上、このように相談モードと集中モードとの二つの働き方を内外に示しながら仕事をしていることが特に大切になってくるのだと考えます。

今期は下期を目指して、一部のフリーアドレス化、集中ゾーン化などを実施します。テレワークも集中方法の一つだとして、外のカフェで働くときへの補助、コワーキングスペースの充実などを、進めていきます。

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