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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

デュアルSIM端末はゲテモノではなく回線数倍増への切り札かも知れない

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おはようございます。

5月に入りました。雨上がりの朝。雲が暑いです。
そして意外と冷え込んでいます。

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===ほぼ毎朝エッセー===

インドにいるKさんの昨日の日報にあった部分を引用しましょう。

[News/Special Thanks To]
- Dual SIM phones are becoming very popular here.
 Samsung too started releasing very good android
 smart phones with dual SIM options...

デュアルSIM、つまりSIMが二枚刺さるスマートフォンということです。
サムスンもとてもいいデュアルSIMのAndroid端末をいくつか出したとのことです。

何故流行っているのだろうと考えてみました。

インドでは元々端末の提供者と通信環境の提供者とが分離しています。
SIMを気楽に入れ替えてキャリアの提供する一番安いプランで使うということが
定常化しているわけです。あるいはプリペイドのSIMも多い。

自分もインドに出張中はよく、現地のSIMを借りて使っていました。
その方が安いプランで安心して使えるからです。その時に日本から持ち込む
端末が使えず、これまた現地の端末をそのまま借りてSIMを刺すのです。

故に、デュアルSIMで差し替えが不要になるのは便利なことなのだと理解できます。

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さて、そのインドで流行っているというデュアルSIM端末、
はたして日本でニーズがあるのかということを考えていました。

日本でも同一キャリアに電話をかけると無料になるというプランがありますよね。
だから、3キャリア分のSIMを使えれば、ほぼ定額で電話がかけ放題になるはずです。
電話をよく使う人であれば、トリプルSIM端末が出たら意外と重宝するかも知れません。

そしてそれよりも、ここのところ流行ってきているBYODに対しても答えの一つかとも。

社用での電話用に会社がSIMカードを与えるのです。
SIMは会社で安く一括契約する。それを従業員に貸与する。
社用SIMは社内固定回線への電話も安くなるプランが提供できる。

この土壌があれば、個人がいくつもの端末を持つ必要が無くなるし、
BYODでの大きな課題である公私分計や個人電話番号が出てしまう問題も解決です。

VoIPでのBYOD解決策もありなのですが、どうも音声品質が悪いようです。
キャリア音声品質での電話ができるのであれば大歓迎です。

スマートフォンにはセカンダリSIMのスロットを設ければいいだけです。
多くの端末がデュアルSIM端末となれば、社用SIMカードによるBYODがあり得ます。
キャリアにすれば、一つの端末に回線を2本売れることになります。パイが2倍です。

従来、SIMが2枚入るなんてゲテモノ端末だというイメージを持っていました。
それほどではないかも知れませんね。今は少し考え方が変わってきています。

あるいは国内での携帯回線数倍増への切り札かも知れないです。

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