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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

名刺に顔写真を入れないなんて損! #asacafestudy

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おはようございます。

寒い朝を覚悟していましたが、放射冷却を防ぐ薄い雲がかかっていたために、それほど冷え込んでいません。

今朝は、昨日の朝カフェス次世代研究会高木さんがプレゼンテーションしてくれた、『名刺に何を載せればいいのかわからないとお嘆きの貴兄に』 についてメモしてみます。Twitterで皆さんがメモを取ってくれたので、まとめ直しに便利ですね!

従来あまり深く考えていなかった部分について、脳みそをこじ開けてくれた感覚がして楽しかったです。ありがとうございます。

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■名刺の3つの仕事

高木さん曰く、名刺には3つの仕事があるのだと言います。
・話のきっかけを提供する
・相手の人脈に入れてもらう
・実際に行動を促す

その結果、名刺だけで受注できることができればすばらしいと。

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■顔写真は入れなきゃ損

高木さん、明確に言い切っていらっしゃいました。ブログやTwitterに顔写真を使わないのと同じだと。

「なるほど。。
 でも、顔入りの名刺って、なんだか胡散臭い感じもするんだよな。」

そう思っていたところ、渡す相手により名刺のタイプ別使い分けもありだとのことです。柔軟なベンチャー経営者に渡す名刺と、銀行員に渡すものでは使い分けしてもいいはず。確かに、かっちりした場でフレンドリーな名刺を出されてもちょっと引きますよね。

ところで、どうなのでしょうか。よく、複数の名刺を渡してくれる人がいますが、なんとなく貰ったときに、定まっていない感を覚えるのは自分だけでしょうか。軸足が決まっていないとでもいうのでしょうか。

「私はこれだけではないんですよ」

というなんとなく言い訳のように感じたりします。

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■名刺に何を書けばいいのか?

名刺に書く情報には次の2ケースによって異なってくると言います。

(1)他社と同じものを売っている(営業会社)
(2)他社と違うものを売っている(メーカー)で分けて考える

(1)誰からでも買える場合は、パーソナル情報をとっかかりに自分から買ってもらうのだそうです。ちなみに、パーソナル情報とは、生年月日、最寄り駅、趣味、夢、出身地、など、個人情報とはちょっと違い、共通項を探すためのきっかけとなる様な情報とのことです。

(2)他社と違うものを売っている場合は、製品のスペック書いても全然響かないとのことです。好まれる内容としては次のようなことです。
・なぜこの商品を作ったか、売ったかの思い
 →いかに、ニッチな分野での専門家、一番であるかを書いてみる。
・『●●から始まる開発秘話』などのような苦労話系。
 →どれだけ挫折・失敗したか。
 
ポイントがボヤけないために一商材一名刺がいいと。商材毎に名刺を持ってもいいはずだと。

こうなると、名刺を超えて、ホームページなどの情報発信に共通したテーマへとなってきますね。いわゆるマーケティングにおけるポジショニングのツールと同じ位置づけですね。

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■URLからは人は来づらい

組織としての肩書きもありますが、サブタイトルとして、その人がどのような人であるのかが分かる、簡単な言葉が効果的だそうです。なぜなら、URLから人をホームページにお誘導するのが困難だからだそうです。

→例えば「名刺アドバイザー」などの言葉の検索で結果が一番になる。
 すると、検索窓を名刺にそのまま入れてしまうことができます。

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いわばその人をひと言で表すサブタイトルです。そのような肩書きが効果的になります。その肩書きは早い者勝ち。また、SEOでランキング上位にくるように誘導できるそうです。

これは製品チラシや広告などにも共通して意識すべき事実ですね。

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■自分ストーリーまで名刺にいれてしまう

名刺に自分ストーリーを入れてしまうことができれば、その人への親近感を増すことができます。そこで、人に響く自分ストーリーの作り方について説明があります。

(1) なぜこの仕事をしているのか。
 →その仕事への思いを書いてみる。
(2) この仕事をしていてよかったこと。
 →小さな成功体験や実績を、嫌味なく表現してみる。

そこで、実際に名刺を開発したプロセスの紹介がありました。音楽家として活動している、朝カフェメンバーでオルタナブロガーでもある永井千佳さんの名刺をです。

結果的には、永井さんの名刺、二つ折りになりました。表紙には写真と名前、真ん中には永井さんからのメッセージ、そして裏面には、ブログやTwitter、住所、電話番号などのアクセス情報、そして個人的な興味などのリストがありました。次の写真はその裏面です。

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確かに、その名刺をいただけば、永井さんがどのような人なのかということが分かったような気持ちになりますし、次にお会いしたときの話題探しに困らなさそうです。

永井さんの「子供からのトレーニングが無くても音楽が楽しめる合唱」への熱意の理由も分かったような気がしてしまうくらいです。なかなか面白い視点の名刺ができてきていました。すばらしい。

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■所感

世の中、工夫をし続けることが大切だと朝から再認識しました。

とても刺激的でした。ありがとうございました!

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