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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

お店が定着しない魔のスポットってありますよね

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具体的にどこというと、そのお店の人たちがかわいそうなので言いませんが、半蔵門駅近くの弊社の近所に「魔のスポット」があります。そこではなぜだかお店が1年と持たずに変わっていってしまいます。どの商店街やモールにもありますよね。お店がしょっちゅう新しくなっているけど、なぜだか定着しないスポットって。

5年前に表参道から半蔵門に引っ越しをしたときには、そこは日本風カレー屋さんでした。お弁当とかも販売していました。たまに利用させてもらっていたのですが、半年もすると、そこはインド人が経営する、インド風カレーのレストランへと変貌しました。インド料理が大好きなe-Janの皆としては、より本格的になったと喜んでいたのですが、そのレストランも半年ほどでお店をしばらく閉まります。その後大改装をしました。

新装開店、同じ経営者が再チャレンジした様子です。新しくなったインド風レストランですが、なぜだか人が集まらず、ついにそこは閉店になります。そして、次にはカフェバー風の銀色のパイプが内装に見えるお店になります。経営陣も変わって、黒尽くめの日本人たちです。一度入ってみたのですが、ちょっと冷たい感じ。ここも観ていると半年過ぎくらいでお店が閉店します。

同じ経営者たち、今度は思いっきり和風のお店に変更します。鳥料理を中心としたところでした。野菜のセイロ蒸しなど、お気に入りのメニューもあり、開店後しばらくビール半額キャンペーンをやっていたので何度か行きましたが、そのキャンペーンが無くなるとなぜだか足が遠のきます。そして、昨年末、閉店してしまいました。

今年の1月に入り、再び大きく改装したそのスポット、今度は焼鳥屋さんになりました。経営者も代わり、また新たなスタートです。実は何度か試しに行ったのですが、今度はなかなか本格的な鳥料理、値段は安くありませんがかなりおいしいです。そして、店員さんたちのやる気、明るさがとても印象に残るお店です。学芸大から移ってきたそうです。

魔のスポット、結果的には5年間に、日本風カレー、インドカレー(1)、インドカレー(2)、銀パイプカフェバー、鳥料理居酒屋、そして、焼鳥屋さん。6軒目です。本当に毎年変わっています。閉店をしていったそれぞれの経営者たちの心中を思うと心が痛みます。今度はジンクスが破れるように、是非とも定着するようにと応援をしています。お店の人たちの明るさに「今度こそは成功してほしい」と、期待しています。弊社に夕方いらしてください。ご馳走しますよ。

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