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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

毎晩GoodNewsを3つ書いてから寝ると幸せになるそうです

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★意外と小さな習慣で幸せに生きることができます!

【朝メール】20100127より__

===ほぼ毎朝エッセー===

□□グッドニュースを考える習慣

皆に毎日書いてもらっているDR (Daily Report)には、Good Newsあるいはグニュを書いてもらうようにしています。これはかれこれ2年と2ヶ月ほど続いていると思います。

もともとのきっかけは、紹介予定派遣でe-Janに2008年夏から来ていた庄山さんが、派遣元に書いていたレポートを見たことに戻ります。そこにあった『グニュ』という項目に疑問を持ち、いったい何なのかと聞いてみて、それがグッド・ニュースの略だと知り、面白いからとパクったものです。

実際に続けていると、社内のちょっとした話題になったり、その人が普段どのようなことに関心をもっているのかがわかったり、その人が思ったことを自由につぶやく場にもなったりします。ツイッター効果のような連帯感同時性効果も発生させます。そして、それよりも大きな効果があったことを昨日買った雑誌で知りました。

日経新聞の広告欄にPRESIDENTという雑誌の一文が目を引いたのです。
『実証!「やる気&成果10倍」驚くほど効くテク公開』

通常はこの手のものは流し見してしまうのですが、やる気に悩んでいるというあるTMCでのコメントもあり、思わず本屋に出向いて買ってしまいました。面白いもので、そういうときには有益な情報にめぐり合えます。

以下PRESIDENT 2010.2.15号 P.50より引用==>

アメリカの心理学者セリグマン博士(ペンシルバニア大学教授、前アメリカ心理学会会長)は、うつの改善に役立ち、しかも驚くほど簡単なプログラムを提唱している。それはthree good thingsといわれるもので「まいにち、就寝前に、その日にあった『よいこと』を三つ書き出し、これを一週間続ける」というものである。この簡単な方法がうつの改善に驚異的な効果を発揮するのである。

(中略)

驚くべきことには、たった一週間で、うつスコアが約14から10に激減し、それが六ヵ月後まで続いている。また幸福度スコアは56から57へ、さらに58、59へと日を追って確実に増え続けている。これらの結果は、一週間のこのプログラムが、参加者にとってきわめて大きなインパクトがあったことを示している。

<==以上引用終わり

なるほど、と思いました。グニュの効果、ありますね。同じ事象を見ても、それらを自分にとっていいことなのだと解釈することを、1週間でも続ける。すると、その後の物事への見方が、自己肯定的になり、好意的にとらえられ、うつなどの内在されている問題を解消できる効果があるというのです。キーワードは「続ける」です。こういうことを馬鹿臭いと嘲笑している人が、かえってその罠にはまっている傾向が明らかにありますよね。

仕事のことでも生活のことでも、心の中でぐるぐると迷いが生じて何も進まないことが、生きるうえでの最も避けたい現象です。やる気が出ないなどの軽いうつ症状も、そのような簡単なきっかけを元に脱出できるのです。風邪やら病気やら体調不良やらも、多くの場合は、現実逃避の欲求からの要素が否めません。心の制御はそれぞれ自分で克服する課題です。

簡単なテクニックです。DRでGood Newsを何とか搾り出すという習慣は、自分の視点を正しい方向へと修正するためのものだったのです。だから、プログラム系の派遣では大切な要素だったわけですね。続けましょう。1日3つを集中的に考えてくれてもいいですよ!あるいは別に公開しなくても、自分の寝床のノートに3つずつ書いてから寝れば、夢見もいいと思いませんか?

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