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ヴィジュアル、サウンド、テキスト、コードの間を彷徨いながら、感じたこと考えたことを綴ります。

仕事の適性、年老いてもできる仕事を、見極める方法。~続・ライル島の彼方(n)~

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誰にでもあてはまるわけではない。だが、おそらく、かなりあてはまる。

できること、評価されること、報酬を得られること、好きなこと、向いていること。
この5つが一致するなら、職に迷いもなかろうが、多くの場合、一致しない。

たとえば筆者は、社会基盤のシステムのプログラムを書いて、報酬を得てきた。そのため、プログラマーだと紹介されることがある。だが、プログラマーではない。XMLが専門だからITエンジニアには違いないのだが、だからといって、プログラミングに適性があるかといえば、考え込んでしまう。

現在筆者は、介護のために、最小限の時間、最小限のエネルギーしか、作業に振り向けることができない。その最小限の中で、何ができるか、何をするのか。
ふらふらでも、アイデアが枯渇することはない。企画は容易だ。絵は描ける。詩も曲も書ける、文章も、書けなくはない。デザインは荷が重いがなんとかなる。それらに比べ、プログラミングはといえば、何十倍もの、気力体力が必要になる。

このような状況では、適性が、露になる。

健康状態が悪くてもできること、関連する単純作業が発生した場合に、苦だともおもわず続けられること。さらに、仕事が完了したときの感情を思い起こせば、長く続けられる仕事が見えてくる。

肩の荷が降りて「ほっとする仕事」は、たぶん、向いていない。
「やったあ」とうれしくなる仕事は、向いている。それは、一生継続できる仕事です。

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