Windows Phone 7 アプリケーションの開発環境を構築する
Windows Phone 7の日本での発売に向け、Phone 7 アプリケーション開発について、ときどき取り上げていきます。まずは開発環境の構築方法です。
筆者の環境は、Windows 7 Professional 32bit + Service Pack 1、Visual Studio 2010 Ultimate(英語版)で、使用言語はVisual Baiscです。
※VS 2010 日本語版ご使用の場合、インストール手順が若干異なるようです。日本語版使用の相方@PROJECT KySS が、さ来月以降Web上に書く予定ですので、ここでは取り上げません。
Visual Studio 2010 Service Pack 1 のインストール
【VS10sp1-KB983509.exe】
開発ツールをインストールする前に、SP1 を適用しておきます。
Windows Phone Developer Tools、Tools Update、Tools Fix のインストール
APP HUB の Web サイトにアクセスします。
※説明を読みたい場合、日本語サイトは、 こちら です。
「Download the free tools」を選択、次の3つを順にインストールします。
1. Windows Phone Developer Tools
【vm_web.exe】
このToolsが正常にインストールされると、Windows Phone 7 Emulatorが追加されます。
VS 2010 SP1が正常にインストールされていない場合、このプログラムのインストール後、Visual Studioを起動すると、図のようなメッセージが表示されることがあります。その場合は、「download here」の文字リンクをクリックして、再度SP1 を適用し直します。
2. Windows Phone Developer Tools January 2011 Update
【WindowsPhoneDeveloperResources_en-US_Patch1.msp】
Windows Phone エミュレータの、コピー&ペースト機能、pivotとpanoramaコントロールにおけるテキスト選択のバグ修正、Silverlight での Bing Maps や接続ツールといったOctober 2010 アップデート以降の全てのアップデートが含まれています。
必ず、Windows Phone Developer Toolsをインストール後に、適用してください。
3. Windows Phone Developer Tools Fix
【VS10-KB2486994-x86.exe】
実機でのテストとデバッグ用に、64 MB を超えるXAPファイルのデプロイを可能にするものです。
以上で、C#によるWindows Phone アプリケーション開発が行える状態になります。
Visual Basic for Windows Phone Developer Tools – RTW のインストール
【VBWP7SetupENU.msi】
Windows Phone Developer Tools を用いた、Windows Phone 7 向けの Silverlight アプリケーションを、VB で開発するために必要です。
VS 2010 Express ではなく、VS 2010 Professional 以上が必要です。お持ちでない場合は、試用版を使いましょう。
インストールを完了してVSを起動すると、Visual Basicを用いて、Windows Phone 対応Silverlight アプリケーションを開発できるようになります。
Silverlight for Windows Phone Toolkit - Feb 2011 のインストール
【Silverlight for Windows Phone Toolkit.msi】
開発に利用できる追加のコントロールが提供されていますので、これもインストールしておきます。
風化させないために
ニュースで取り上げられることが減ってくると、ヒトは忘れがちになりますが、F1は進行形です。そこで、記事の内容には関係ありませんが、気になる情報やURIを、できるだけ毎回最後に追加します。
ジャーナリスト 木下黄太のブログ 「福島第一原発を考えます」
あなたは原発問題を直視する事ができるのか