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日本の若手科学者らが、次世代エネルギーの研究報告書を提出。(4月1日ネタ)

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我が国の若手研究者12名によって構成される、NPO法人日本22世紀エネルギー問題研究協議会は、4月1日、かねてより進めていたエネルギー問題研究の経過報告書を、所轄官庁に提出したと発表した。

同NPO法人代表理事の数理物理学者、伊予未来氏(32)によると、同NPO法人は、3年前から次世代エネルギーの研究を進めており、2014年までに、ペンローズ・メカニズムの実証実験の実施を目指すとしている。

同問題に取り組み始めたきっかけは、無類の麺好きの伊予氏が、本場の釜玉を食べるために香川県を訪れた際、豊島問題について耳にはさんだことだという。消費と廃棄の問題に関心を寄せた伊予氏の呼びかけに対し、麺好きを自認する物理学者や数学者らが協力を申し出、協議を重ねた結果、助成金獲得と今回研究の実施につながった。

伊予氏は言う。「大量消費、大量廃棄は、節約より気楽です。手に入れる時も、捨てる時も、深く考えなくていいわけですから。たしかに、消費しなければ経済は停滞します。しかし、だからといって廃棄方法が確立されないまま消費を始めることは避けなければなりません。我々が目指しているのは、ブラックホールの研究ではありません。適切な消費と無害低コストの廃棄を両立するためのエネルギー問題の研究です。」

なぜ研究結果が出ていない状況で、報告書提出に踏み切ったのか。

「この研究は、実験施設の問題からクリアしなければならず、実用化のメドが立っているわけではありません。それでも発表という形をとったのは、我々研究者が、いまこそひとつになって、新しい社会生活のあり方と、それを支える科学技術について考えていかなければならない、ということを訴えたかったからです。」

同NPO法人では、伊予代表のもと、分野も専門も異なる研究者らが、定期的に LiveMeeting を開催し、それぞれ持ち寄ったアイデアを審議しながら、研鑽を重ねている。

研究者たちの良心と熱意に期待したい。

なお、伊予氏の著作には、随筆集「喜多方ラーメンと讃岐うどんの絡み合い」「過程の無知、実施の抑制」などがある。

まさか事実として受け止める人はいないと思いますが、4月1日ですから。念のため。
原発立地県住民としては、すこしでも夢を見たくて書きました。

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