第50回 Dreamforce2019 Day2レポート
皆さん、こんにちは。
Dreamforceは折り返し地点の2日目を終わりました。
本日はService Cloud、Community Cloudをはじめとしたプロダクトのロードマップセッションを中心に聴講してきましたので、その内容をお届けします。
Trailhead Keynote
Trailhead Keynoteでは基調講演でも発表されたモバイルアプリ「Trialhead GO」や、ライブ配信で学習コンテンツを提供する「Trailhead LIVE」についての紹介が行われました。
また、注目すべき内容としては、myTrailheadで作成したコンテンツをコミュニティ経由で顧客やパートナー向けに展開する仕組みについても発表されました。
Service Cloudのロードマップ
Service Cloudのロードマップセッションでは、下記の写真のように様々なアップデートの計画が発表されました。
中でも注目すべきは「Service Cloud Voice」です。
これはDay1のレポートにも記載したとおり、Service CloudとAmazon Connectの連携強化により実現された機能であり、お客様との通話内容をそのままSalesforce上に保存します。
保存された通話内容はテキスト化され、テキスト化された内容をEinsteinにより解析し、オペレータに対して適切な解決策を提示するという優れた機能となっています。
こちらはSummer'20でのリリースが予定されているそうです。
その他、バルクでのマクロ実行やマクロをバックグラウンドで実行する機能、Lightningのメールテンプレートを作成する機能などが紹介されました。
Community Cloudのロードマップ
Service Cloudとは比較的近い製品であるCommunity Cloudのロードマップセッションにも参加しました。
内容としてはCMS関連の機能強化や、B2B Commerceとの連携についてのリリース計画が紹介されました。
Community Cloudの今後のリリース計画の中にB2B Commerceが入っているので、CMSなどの一部機能はCommerce Cloudと統合されるのかな、という印象を受けました。
Day3はKeynote Day
明日3日目は様々なコア製品の基調講演が行われます。
私はSevice Cloud Keynoteに申し込んでいますので、本日ご紹介したロードマップ以外の情報についても本ブログでご紹介します。
【おまけ】
サンフランシスコの丘の上から撮影した夜景です。