第8回 Dreamforce最終日 ~そしてイベント終了後~
皆さんこんにちは。
9/15~9/18に行われた世界最大級のITイベントDreamforceは大盛況の内に終わりました。
速報値によると、イベント登録者は16万人を超え、日本からも550名以上の参加があったようです。
Dreamforceの最終日は、例年比較的空いていて移動しやすいため、今年はCloud Expo会場を中心に行動してみましたので、会場周辺の様子と、普段はあまりレポートされない世界最大級のイベントが終了した後の会場の様子なども合わせてお届けします。
最終日でもこの賑わい
最終日もMoscone Centerはかなりの賑わいを見せています。
【Moscone North】
朝一の時間と言うこともありエントランスロビーの人の数はやや少なめでしょうか。
それでもExpo会場の中はまだ多くの人で賑わっています。
Salesforce Japanのブースが空いていたので、SalesforceIQやService Cloudの今後の展開など詳しく教えて頂きました。
SalesforceIQはキーノートの発表でもあったように、Small Business向けの製品と、Sales Cloudの機能として利用可能な2パターンの提供方法となるようです。
機械学習を利用したCRMという新たな領域に挑戦するこの製品からは目が離せませんね。
Service Cloudについては、今年は目玉となる発表はなかったものの、Customer Engagement Centerの実現に向けた機能拡充について、Service Waveも含めて今後に期待ができる内容のご説明も頂きました。
【Moscone West】
Moscone WestもNorthと同じく賑わっています。NTTグループのブースも初日と変わらず多くの人で賑わっていました。
Moscone Westの2FにあるDeveloper Zoneは一番人が多くいました。前日まで長蛇の列ができていた無料書籍配布コーナーは、ほとんどの書籍が在庫切れとなっていました。
【Moscone周辺】
イベントが午後3時で終了したので、夜のPartner Nightまでの間、少し市街地を散策してみました。
今年の宿泊施設として用意された豪華客船「Dreamboat号」が近くの港に停泊していました。初日の朝のCNN番組内でも紹介されていました。
来年もこの企画があれば、是非乗船してみたいですね。
現在のSalesforce本社の近くに建設予定の、Salesforceタワーの現場も見てきました。相当広いエリアに建設するようです。
2018年に竣工予定とのことですので、全貌が見えてくるのはもう少し先になりますが、竣工した年のDreamforceには是非とも参加したいです。
【イベント終了後】
夕方、Partner Nightに行く直前にメイン会場であるMoscone Northに立ち寄りました。
夕方18時頃ですが、既に撤去作業は進んでおり、「兵どもが夢の跡」というような、何とも言えない雰囲気を醸し出していました。
許可を得てエントランスホールも見てみましたが、イベントの盛り上がりを知っているだけに少し寂しい気持ちになります。
大盛り上がりのPartner Night
そのままの足で、最終日夜の開催が恒例となったPartner Nightです。
このイベントは、日本から参加したパートナー企業が一堂に会するイベントです。今年も150人が参加しての大盛り上がりとなりました。
最後は全員で号令を掛けて、今後の発展を祈願しました。
来年はどんな発表があるのでしょうか
今年も従来製品に加えて、Lightning、IoT、IQ、Waveといった新技術の発表でクラウド市場を牽引するSalesforce。
来年のDreamforceは2016年10月4日~10月7日です。どんな発表があるか今から楽しみですね。