ヒッチハイクはギブ&テイク!?
先日、大学の友人3人と群馬の吹割の滝へ行ってきました。
その道中、関越高速の高坂SAにて、なんとヒッチハイクらしき合図をしている人が!
「あれって、もしかしてヒッチハイクかなー??」
とみんなで驚きつつも一旦は目の前を通過・・・。
サービスエリアの出口は当然、一方通行なので、出口の通路に入ってしまうともう戻ってはこれない―。
・・・そう思うとちょっともったいない気がして、出口付近で一旦停止。
少し遠くから眺めていると、他の車にも合図を送っていて、やはりヒッチハイカーだ。
しかも、少し進んで停止した僕らの車を、期待するように見つめてるではないですか。
結局、途中まで乗せてあげることにしました。
なんとそのヒッチハイカーは、アメリカ人の牧師さんでした。
名はジェームズ。
陽気なおじさんでした。
今は新潟に住んでいて、職業柄、日本全国に出かけることは少なくないらしいのですが、その移動手段は基本、ヒッチハイクとのこと!
今回も、新潟の自分の家に帰るためにヒッチハイク中。
いやはや・・・。
ジェームズは日本に長く住んでいて、日本語も非常に達者でした。
ですが、あえてなるべく英語で話してもらって、楽しい英会話レッスンを受けさせてもらいました(笑)
なんとも楽しいハプニングでしたが、今回の経験で、ヒッチハイクはギブ&テイクだなぁと強く感じました。
乗せる側はもちろん、車での移動を提供しますが、乗せたことによるメリットを感じてもらうことが、ヒッチハイカー(乗せてもらった側)としては重要なのではないか、と。
乗せる側にとって、ただ乗せてあげるだけではメリットは何も無いと思います。
ですので、「乗せて良かった」と思えることを提供することが、何よりもお礼になると思います。
ジェームズはまさに、「乗せてよかった」と思える時間をくれました。
また、その後もメールの交換をさせてもらっていて、僕はヒッチハイカーを乗せることに対して、とてもポジティブな考えとなりました。
もちろん、ヒッチハイカーを乗せるには気をつけるべきことも少なくないと思います。
僕として気をつけたのは、
・まず人となり(見た感じの印象)をしっかりと確認する
・身分を証明するようなものを見せてもらう
・(ざっとで良いので)荷物を見せてもらう
・どんな人でも運転手一人では乗せるべきではない
といったところです。
日本ではあまり見慣れないことですし、ヒッチハイクは映画の中のこと・・・と思って
いましたが、活用している人もいるのですね。
僕も山に登った帰りなど、どうしてもというときは是非トライしてみます。
そして乗せてくれた人には「乗せてよかった!」と満足してもらえるような時間を提供したいと思います。
目的地だった吹割の滝については、写真を載せておきたいと思います。
GWの頃が、流量も多く、見ごたえがあります。
ちょっと疲れた気分のときに、元気になれる力強さのある滝です。