父親として育児休業を6ヶ月取得してみた
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私事で恐縮ですが、今年の春に子どもが生まれたため、6ヶ月間、育児休業を取得しました。
近年、『イクメン』が流行ったり、男性の育児休業の取得率の低さについてニュースになることもあり、自分も機会があれば取得したいとは思っていました。
近年、『イクメン』が流行ったり、男性の育児休業の取得率の低さについてニュースになることもあり、自分も機会があれば取得したいとは思っていました。
そんな中、子どもが生まれることになったので、普段は仕事ばかりをしている生活ですし、ここは思い切って半年取得しようという思いに至りました。
実際取得してみて、これは多くの方が活用したくなるようなメリットがあると強く感じましたので、少し振り返ってみることにします。
■育児休業の制度
子どもが産まれてから1歳になるまでの最大1年間、休業することができ、その間、雇用保険から、基本給の半分(上限有)の給付金が支払われるという制度で、男性も取得可能。
※取得規程などは各企業に依存する部分が多いですので、正しい情報は確認下さい。
→参考:厚労省、Wikipedia
■育休を取得するにあたって必要なこと
制度がそもそも利用可能かどうかはもちろん、長期に渡り休職することになるので、職場での理解は必須と思います。
実際取得してみて、これは多くの方が活用したくなるようなメリットがあると強く感じましたので、少し振り返ってみることにします。
■育児休業の制度
子どもが産まれてから1歳になるまでの最大1年間、休業することができ、その間、雇用保険から、基本給の半分(上限有)の給付金が支払われるという制度で、男性も取得可能。
※取得規程などは各企業に依存する部分が多いですので、正しい情報は確認下さい。
→参考:厚労省、Wikipedia
■育休を取得するにあたって必要なこと
制度がそもそも利用可能かどうかはもちろん、長期に渡り休職することになるので、職場での理解は必須と思います。
自分の場合、プロジェクト形式での仕事のため、一旦プロジェクトから離れると、基本的に受け持つ仕事はありません。
そのため、同じようなスタイルで仕事をされている場合は比較的取得がしやすいと思います。
前職の同僚は、すでに何名も取得していました(もちろん父親として)。
また、給付金があるものの、収入がかなり減りますし、給付金は2ヶ月に1回、後からまとめて支払われるため、それを見越して、ある程度使うことの出来る貯蓄も必要です。
■育休のメリット
さて、ここからが本題ですが、以下の4点が自分にとってのメリットでした。
また、給付金があるものの、収入がかなり減りますし、給付金は2ヶ月に1回、後からまとめて支払われるため、それを見越して、ある程度使うことの出来る貯蓄も必要です。
■育休のメリット
さて、ここからが本題ですが、以下の4点が自分にとってのメリットでした。
- 子どもが親として必要として(なついて)くれる
- 育児の大変さをよく理解でき、少しでも妻の手伝いが出来る
- 仕事を理由になかなか取り組めずに来た、趣味や勉強に打ち込める
- 家族が増えたということも踏まえ、再度、今後の生活を見直す機会になる
1.親として必要としてくれる
毎日一緒に家に居るわけですから、ある意味当然ではありますが、楽しそうに一緒に遊べたり、泣いている時にあやしたら、泣き止んでくれる、という場面は親として認識されて居るんだな、というのが実感できて、何よりも嬉しいものです。
仕事ばかりで、寝顔しか見られないような状況では、きっとあまりなついてもらえなかっただろうな、、、と思ってしまいます。
2.育児の大変さを理解し、妻の手伝いが出来る
これが、育児休業にとっての最大の目的ではないかと思います。
おむつ交換に始まり、ミルクや離乳食、入浴、夜泣きなど、子育てには一日中休みが無いと言えます。
ママ友、パパ友と話していると、本当に一日中、(大体は母)親にベッタリ一緒でないと全くダメ、という話も聞きます。その際の苦労は本当に凄まじいと思います。
これらの大変さを、父親も体験することで育児への理解が深まりますし、二人で取り組めば、かなり楽になります。
また、苦労を共にすることで、夫婦としても絆が深まるのではないでしょうか。
また、苦労を共にすることで、夫婦としても絆が深まるのではないでしょうか。
さらに、家族で平日に出かけられるのも大きなメリットです。
買い物や旅行は勿論ですが、保育園についても、両親で見学し、意見を出し合って決められるというのは(育休後を考えても)重要な点です。
子どもを保育園に行かせる予定のご家庭は、是非とも育児休業の間に、3人で保育園をまわられることをおすすめします。
特に保育園の待機児童が多い首都圏地域の場合は、とても重要ではないでしょうか。
3.普段できていない趣味や勉強に打ち込める
ここからは、育児休業の本分とは離れるかもしれませんが、自分はこれらも重要だと考えます。
普段、平日は仕事、休日は休養や家事、時に外出程度で一週間が終わってしまうため、結局手付かず、といったことが多々あるのではないでしょうか。
自分も、読書、勉強、趣味など、やりたくても出来ず仕舞いで、山積みになっているものばかりでした。
家族と楽しめる趣味を充実させれば、育児がより楽しめますし、勉強を充実させれば復帰した後の仕事にもプラスになることが多いと思います。
育児をする傍ら、これらの事に打ち込む、良い機会として活用します。
育児をする傍ら、これらの事に打ち込む、良い機会として活用します。
幾つかについて、別の機会に書きたいと思います。
4.家族での今後の生活を見直す機会になる
テーマとしてかなり大きいですが、保育園なども含めて、今後どのような生活をするか、を家族で見直す機会として活用できます。
自分の場合、住む場所はどこで、そこでどのような生活を送るのが良いか、5年後、10年後の家族のあり方も含めて、一から考えて見ることにしました。
具体的には、それまで川崎市の賃貸マンションに住んで居ましたが、(特に住んでいた武蔵小杉近辺は保育園の倍率が非常に高いこともあり)、そこから引越して、購入することにしました。
具体的には、それまで川崎市の賃貸マンションに住んで居ましたが、(特に住んでいた武蔵小杉近辺は保育園の倍率が非常に高いこともあり)、そこから引越して、購入することにしました。
こうした、長期の計画を練ったり、そのための決断をするため、調べたり、行動を起こすのにも、育児休業という時間があることはとても有意義であると強く実感しました。
子どもが出来ると、その後の生活はおそらくどの家族でも、否応無しに大きく変わります。
そのための準備期間として、是非とも育児休業を活用することをお勧め致します。
子どもが出来ると、その後の生活はおそらくどの家族でも、否応無しに大きく変わります。
そのための準備期間として、是非とも育児休業を活用することをお勧め致します。
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