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AI、ロボット業はじめました

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4月1日に投稿したかったのですが、なんとオルタナブログがそんな大事なタイミングにかぎってメンテで投稿できず、出社5労働日めとなる本日投稿となりました。

さて、毎日毎日お知らせの繰り返しになりますが、本日、いよいよ初出社でした。下着・靴下・靴など身の周りのものに新品を下ろし、心機一転、出勤です。

新しい職場で働きはじめました。ロボットに貢献する技術を研究・開発しています。

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研究所の建物の前にはじゅうたんのようにみごとな桜。私を出迎えてくれました。1日はちょっとお天気は残念な感じだったので、こちらの写真は4月2日のものです。

新しい職場は、自宅からドア to ドアで90分。多くの方から「遠いんじゃ?」と心配されたよりは近いと感じます。豊洲の研究所でも80分でした。フル・フレックスなので毎朝必ず混雑した通勤時間に出勤する必要もないですし、都内から外へ向かう電車なので途中から通勤電車はガラガラ。ゆっくり寝るもよし、本を読むもよし。IBM大和研究所へ出勤してたころを思い出します。

新しいIDカード、OAパソコン、席(広めのブース)などをアサインしてもらいました。保険類はすべて入り直しなのが面倒ですね。まだ名刺と電話が手に入ってません。

これで今日からAI専門家を名乗れます。

先月休暇に入ってから、AI や ロボットの勉強会に少しずつ出はじめています。AI を標榜する人は世の中にたくさんいて、そういう人たちと活動するのはとてもエキサイティングですね。足を引っ張らないよう、これからたくさん勉強です。

2015040301.jpgさて、この研究所、みなさんがよくご存知の、あのロボットを開発しています。私は自動制御系の専門家ではないので、そちらには関わってないですが、となりの棟で作っているので入り口の広間でよくテストをしているのを見かけます。昨日も、あることをする練習をしていました。

わたしがまず関わる仕事は「ロボットの耳」のための技術です。HARK Auditionで検索してもらうと見つかる、オープンソースソフトウェアです。たとえば、複数の人が一度にしゃべったり、別のいらない音がしているような場合に、「しゃべっている人がどこにいる?(音源定位)」「だれがなんと言った?(音源分離」「特定の人だけを聴きたい(騒音低減)」といった音響処理をするためのソフトウェアです。複数のマイク(マイクアレイといいます)を使って、これらの処理を行います。別のソフトウェアを使いますが、聞き取り(Automated Speech Recognition: ASR)もできます。

4年ほど前に前職でテキストマイニングのソフトウェアに関わり、計算言語学を学びました。今回は音響処理とディクテーション。こうして、いろいろなロボット・コミュニケーションに関する技術に少しずつ幅広く触れていきたいと思います。

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