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開けてしまったらあふれ出すテクノロジー。そこには希望が残っていた!

ダイレクターになりました

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本日から Project Management Office Director というタイトルに変わりました。

I 社から H社へ転職して2年が経ちました。気がつけばオルタナを1年ほうったらかしにし、「あー、忙しかったんだな」と自分を擁護しています。(スミマセン)

さて、この1年間のできごとを振り返ってみたいと思います。 AI を標榜する研究所ではありますが、とにかくいろんなことに貢献させていただきました。

  • 渉外活動:社外のみなさんとのいろんな橋渡し
  • ソフトウェア・ライセンスに関わる権利と契約
  • ソフトウェアの品質に関するポリシー決め、テストの開発と実施
  • ソフトウェアのセキュリティーに関するポリシー決めと実装
  • ソフトウェアのドキュメンテーション ・ソフトウェアの構成管理方針決めと環境整備
  • 広報活動 ・知財管理

2015年度(最初の年)は、HRI の技術の理解、ちょっとした試作プロジェクトが限界でしたが、昨年度はいくつか積極的な活動をしました。

  • 弊社テクノロジーの一部を、人に渡せるレベルの技術へ作り変えてみたこと
  • 品質管理、セキュリティー標準、構成管理、などのルールを作り実施したこと
  • ソフトウェアのライセンシングに関して、社内の説得を試み、成功したこと
  • 二つのテクノロジーを他社にライセンスする契約を行ったこと
  • 一つのライセンスに関してはプレスリリースをHONDAから行ったことhttp://www.honda.co.jp/news/2016/c161110.html
  • 上記、多くのものをまとめた会社案内パンフレットを製作したこと
  • 対話システムツールキットの紹介ビデオを製作したこと
  • それの完成形に近いものを使って、CNET Japan Live 2017で対話システム共演の基調講演を実施したこと

特に、最後の一つ「どこか大きな会場で、対話システムと対話しながら講演を行う」は、私がHRIにきて、とりあえずの目標にしてきたことであり、2年以内に達成できたことには、周りで協力してくれた皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。そのシステム(その子)には最近3Dの顔も付き、私たちのデモマシンの中でたまに私たちとしゃべっています。

本日よりダイレクターとなり、実用化部門を率いることになりました。US、EUにある海外拠点の技術の実用化も担います。2017年度も、いろんな企画をしており、すでに走り始めています。またよいご報告を皆様にできることを祈願して、再スタートです。

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