ストレージの寿命
昨日の続きでストレージの寿命についてまた考えてしまいました。
フロッピー、テープ、CD、DVD、といった「メディア」もストレージですし、HDDやHDDアレイもストレージ、SDカードやSSDなどのフラッシュRAMもストレージ、極端なことを言えばDRAMもストレージです。(System zではメモリーと呼ばず、ストレージと呼びます)
私たちが「書き込み」「読み出し」して管理したり保存したりしたいのは、どの媒体を使ってもビットストリームなわけで、あとはどう効率よく使い、捨てていくか、ということなのだろうと思います。
私の家で私が個人的に購入した媒体でも、すでに相当な数が購入され、廃棄されてきました。フロッピーは5.25インチ、3.5インチを使いましたが、なくなりました。MO(Magnetic Optical)ディスクという光ディスクも使っていましたが、すでに使わなくなっています。
いわゆるストレージと呼べるものはHDDが多く、3.5インチ、2.5インチ合わせて20本くらいはあるでしょうか。そのうち5本がクラッシュしました。HDDは以外と早く壊れます。頻繁に使っているものだと2年くらい、たまに使うもので4~5年くらいで壊れると思います。
CD、DVDも当然寿命はあるでしょうけれど、40~50年くらいは大丈夫でしょうか。国産のCD、DVD媒体は保管状態がよい(一定の温度、湿度)であれば品質がほぼ永久に変らない、という検査結果も出ているそうです。
いまこれからRAID5をくみます。一つのHDDが2TBで1万3千円程度。約4TBのストレージアレイとなります。HDDは数年はもつでしょうけれど、徐々に故障して交換していくことになるのでしょう。
また、CPU、周辺チップ等の進化によりマシン本体を入れ替えていくことになると思います。そういったとき、どうやって移行していくのかを考えて行かなければなりません。別にマシンを立ててそちらで起動したシステムへコピーするのか、既存のHDDを刺せばいいのか?Matrixのチップを使ったマザーボードに買い換えたのであれば、差し替えるだけで使えるのでしょうか?
あるいは何年かしたら、HDDも容量が増えていきます。5TBとか10TBとかのHDDが入手できるようになったら、それに置き換えていくにはどういう手順でやればいいのでしょうか?いま持っているデータをコピーするだけで動くのでしょうか?DLNAやDTCP-IPの権利保護機構はどのように動作するのでしょうか。
こういったことも今後調査していきたいと思いますが、なかなかドキュメントが見つかりません。いくらか無茶なことしてるんですかね・・・。