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Linux、Network、Securityを旗頭にしている技術者社長の日記

SpamAssassin 3.1.4に対応した日本語パッチ(案、その5)

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私が関わっている日本SpamAssassinユーザ会メンバーの滝澤さんが、SpamAssassin 3.1.4に対応した日本語パッチ(案、その5)を数日前にリリースされました。「作業中に課題だと考えていたことがほぼ解決できた」というコメントもあり、現時点でのほぼ完成形になったのではないかと思います。

このパッチは日本SpamAssassinユーザ会 のダウンロードコーナーからダウンロードできます。このパッチと同時に使っていただくためのルールセットも同時に公開しています。

ちょっと技術的になりますが、このパッチを使うと、(1) 日本語キーワードを直接ルールファイルに書き込めるようになる、(2)スパムでないメールをスパムだと判断してしまう「誤検出」がかなり減少する、という大きな効果が得られます。

パッチの内容はほぼ完成形になりましたが、まだユーザ会のチャレンジは続きます。

まず、できるだけ多くの方に使っていただいて、効果を検証すること、残っているバグをつぶすこと、改善提案があったら検討すること、などのフェーズが必要です。このために、私もいろいろな場所で「ダウンロードして使ってね」とお願いしています。

次に、SpamAssassin開発チームに提出して、オリジナルのソースコードに取り込んでもらえるよう働きかけたいと思っています。日本語スパムを正しくより分けたいと思っている人は日本人だけではないだろうし、オリジナルのバージョンアップのたびに作り替えるという手間をかけるのも避けたいですね。オリジナルバージョンの本来の機能として取り込まれたら、世界中の開発者とユーザがハッピーになります。

こういった基盤がしっかりでき上がったら、チャレンジ対象はスパムメールを検出するためのルールセット移るだろうと考えています。スパマーも研鑚を積んでいますから、ウィルスほど頻繁ではなくても、ルールセットはつねに改良していく必要があります。これをコミュニティベースのプロジェクトとして立ち上げて継続できる流れを作っていきたいものだと思っています。

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