F1のチームLotus を支えるデルのテクノロジー
F1 2011年シリーズも始まっておりますが、今日はそのチームを支えるIT技術について。
チームロータス(ネーミングはいろいろともめているようですが)は昨年からヴァージン、HRTとともに参戦を開始した3チームの中の一つです。F1のチーム運営といのはものすごく大変なもので、新しいチームが続けて参戦するというのはものすごいエネルギーを必要とします。実際に新規参入したが数年で撤退するチームも少なくはありません。日本のチームアグリも残念ながら最終的には撤退となってしまったことを皆さんご存知かと思います。しかしながらこのロータスはなかなかよくやっているようで他の2チームと違い速さの面では旧来から参戦しているチ-ム(ウイリアムズ、トロロッソ、フォースインディアなど)に迫る勢いです。ドライバーも一流ということもあり今年は期待できると思います。
さてそのロータスですがIT面ではDellのシステムおよびサービスをフル活用しているようです。実際には
189台のPowerEdgeサーバ(12個のDell M1000e エンクロージャ)、EqualLogicのストレージを使いマシーンを設計。設計だけではなく風力実験をコンピュータのシミュレーションで。
PowerEdge、EqualLogic上でVMware ESX Serverを搭載し仮想マシーン上でエンタープライズビジネスアプリケーションを運用。
上記と同じシステムを使いコース上のF1の状況をモニターリング
Dellのネットワーク製品を使いそれらをつなげ
チームのスタッフが使用するパソコンはDell製でしかもDellのSaaSを使いサポートされている。
F1のチームとして参戦するのは時間との戦いでもあります。このチームロータスは参戦を決めてからわずか22週間ですべてを用意してレースに参戦することができました。DellのITシステムがこの”アジャイル”なレース参戦にかなり役立ったのではないかと思います。今シーズのロータスに期待です。(もちろん日本人としてはカムイも)