【ハッとした】おばさんのクレームにうまいこと切り返す郵便局員さんの「なぜレターパックライトは3センチまでなのか?」
郵便局のレターパック。便利なので仕事でプライベートで利用されてる方も多いと思います。
ご存じない方のために簡単に説明させていただきますと、A4が入る、いわゆる角2サイズの厚紙でできた封筒の形状の商品です。
切手と同じ扱いで、郵便局をはじめコンビニなどでも手軽に買えて、中に荷物を入れてポストに投函するだけという簡易的な宅配サービスです。一般的な郵便物と違い、追跡サービスもあるので、届いたかどうか自分で確認もできます。
2種類あり、510円のレターパックプラスは、重さ4キロまで入れ放題、相手には配達員さんが手渡し。
それに対して360円のレターパックライトは、4キロまで入れ放題なのは同じですが、厚さの制限があって、3センチまで。そしてこちらは相手のポストへの投函にて配達完了というものです。
窓口でおばさんがごねてた。
さて先日、近所の郵便局にゆうパックを出しに行った時のこと。
窓口にレターパックライトを出しに来たおばさんが、なにやらごねています。
「家ではちゃんと3センチだったのよ。」
「いやー、超えちゃってますね。スミマセン。レターパックプラスに変えられますか?」
「だって家ではちゃんと収まってたのよ。おかしいわよ。」
窓口にある、3センチ以内かどうか通す器具に引っかかってしまったようです。
誰がどう見ても通ってないんだから、アウトとしか言いようがないのですが、こういうときにこの手のマダムに理屈は通用しません。
「家で測ったときは3センチ以内だったの!」
局員さんと平行線。押し問答です。
・・・わたくし、このおばさんが帰るまで待たされるのか。
エース登場。
そう絶望感が漂ったその時、先輩局員さんらしき人が近づいてきました。
「お客様、これね、そもそも何で3センチまでって決まっているか、ご存知ですか?」
爽やかに、ベクトルをサッと変えます。できるなお主!
「ライトが3センチまでというのは、お届け先のポストに投函しやすいからなんですよ。ポストの口って、だいたい3センチなんです。」
ほうほう。わたくしも耳がダンボになってきましたよ。
「でも、荷物が4センチだったらポストに入らないでしょう?すると、ピンポン押して、手渡ししなきゃならないです。もしご不在だったら、一度持ち帰って、また来ないといけません。」
ふむふむ、確かにそうですね。それで?
「ですから、その手間がありますので、3センチ以上のものは、このレターパックプラスのほうで出していただくことになっているんです。150円の差は、そこなんです。」
すると、ごねてたおばさん、徐々に話に引き込まれて、
「そういうことね、わかったわ。プラスに変えてちょうだい。」
おおお!何だかよくわからないけど、サービスの内容を説明したら、見事にクレーム解消となりました。
よーく考えれば、サービスそのままの話ですが、ちょっと新鮮でした。
スカッとジャパンに投稿しようかな。( ´∀`)ノ