【作ってみた】マスの一夜干しは案外簡単でした。
先日、毎年夏恒例の町内イベントでマスのつかみ取りをしました。
多摩川土手の公園内の小川に放たれたマスは非常に元気で、なかなか捕まらなかったものの、追っかけ回して疲れたところをやっとこさ何匹か捕獲しました。(何匹捕まえても最後は山分けなのですが。)
そう、山分けなので、ひとり一匹くらいはもらえる計算なのですが、毎年もらったはいいがなかなか調理が面倒で困っていたのです。40代ではありますが、戦後生まれの現代っ子の家庭、魚と言えば切り身という軟弱な世代なのです。
ですから、今年も消極的に「じゃ、2匹だけいただきます」という着地点で。(笑)
ただ、学生時代は居酒屋でバイトしておりまして、京都の料亭で働いていたマスターに魚の捌き方も(一応)仕込まれたわたくし、いつまでもこんなヘタレではいかんと思いまして、今回はちゃんといただくことにしました。
まぁ、囲炉裏でもあれば口から串刺しにして炙るのですが、ガスコンロと小さな七輪しかありません。うーん。
そこで思い出したのが、以前海釣りをしたときに作った干物です。 「一夜干ししてみよう!」
思い立ったが吉日、というか足が早そうですのですぐに作業に。
捌きます。
干物っぽく2枚背開き?に。
塩水で内蔵をきれいに洗い、さらにお好みの濃度の塩水に漬けます。(1時間くらい)
サッと水分を切って、陰干しします。一昼夜。
でもって程よく乾いたら、出来上がりです。なんだ、簡単じゃないか。(笑)
コンロの魚コーナーで焼く。
なんだ、旨いじゃないか!ちょっと塩が強かったけど。
これは漬け込むときの塩分濃度ですね。そのあたりはまた追々覚えていけばいいのではないでしょうか。
フェイスブックにアップしましたら、「マスは燻製にするともっと旨いよ」ということも教えていただきました。
燻製、面白そうですよねー。次はチャレンジしてみようかな。
(追伸)
こんな本が出てました。いい表紙だー。(・∀・)
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