【心得たい】買ってくださるお客様、売ってくださるお客様
以前、山形でコミュニティカフェを経営していた、松浦さんから教えてもらった言葉なのですが、自戒を含めてご紹介したいと思います。
買ってくださるお客様、売ってくださるお客様
これは、やはり経営者である松浦さんのお父様から教わった言葉だそうですが、商人の心得として、
買ってくださる方だけがお客様ではない。仕入先さんも大切な、「売ってくださるお客様」である。
ということをいつも念頭に置くように言われたそうです。
大企業の方や、公務員の方にはおそらくピンと来ない言葉かも知れません。
しかし、われわれのような中小零細企業にとっては、これは決して忘れてはならない金言のひとつではないでしょうか?
意味はそのまま、仕入先さんなどのお取り引き先もお客様同様に大事にしろということなのですが、これがわかっていない人、案外多いですよね。
わたくしはとにかく威張る人が大嫌いなのですが、中でも一番みっともないのが、仕入先さんに横柄な態度を取る人や、飲食店さんで偉そうにする人です。あと、やたら謝罪を求める人ですね。何をそんなに謝ってもらいたいのでしょうか。
特に、何か問題が起こったときに、ここぞとばかりにキレまくって相手を罵倒するような人がいます。落ち度を責めるだけならまだしも、その人を人格否定するようなことまで口走ったりする。
よく刺されないなと思いますが、何をもってそこまで言う権利がありましょうか。
しかもその相手とは、大切な大切なお取引先さんです。
たとえ相手が失敗した時でも、そこで理解を示して話し合えば、きっと次は恩義に感じて一生懸命やってくれるはずです。こんな、幼稚園児でもわかりそうなことがわかんないのです。そしてそういう人に限って、部下がミスしてお客様に謝罪しなければならないときに、出てこなかったりします。なんとも情けないです。
お客さんなんて他にいくらでもいる
よく、「仕入先は他にいくらでもいるんだ。」というようなことを言ってプレッシャーをかける人もいますね。そんなこと言ってると、いつか誰も売ってくれなくなるんじゃないかと心配になります。仕入先さんがいてくれるから、われわれもお客様に売れるのです。
わたくしでしたら、無理ばかり言ってきたり、やたら偉そうにしている売り先と、いつもがんばって協力してくださる仕入れ先さんを天秤にかけたら、迷うことなく仕入れ先さんを選びます。それこそ、「広い世界、お客さんなんていくらでもいる!」のです。
いけません、愚痴のようになってしまいました。
でも、これは真理だと思うなぁ、、、これがわかんない人は、商売おやめになったほうがいいと思います。
小僧が生意気言ってすみません。
( ´ ▽ ` )ノ